親の管理が必要になる子も多くいる | ZENT進学塾

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当塾で月一を目安に発刊している塾報より抜粋です。

 

 

 

多くの場合、学年が上がるにつれて保護者の方の子どもへの関わり方は薄くなっていきます。

 

それは当然で、自分でやれるようになっていくし、やれるようになってもらわねば困るからそうであるべきなのですが、見ていると、なかなかそうはいかないというのが現実です。

 

中学生に上がるタイミングでいろいろとうまくいかなくなってしまって、だんだん全部ができなくなっていってしまうという子はけっこう多くいます。

 

それは、中学校に入ると生活が一変するからです。

その変化にうまく対応できるように中学校という生活リズムに慣れてこなせるようになるまでは習い事を多少削ったり、制御したり、ということが必要な子が割と多くいます。

 

中には人間関係でこじれてしまうケースもありますが、そこは親の介入はなかなか難しいですね。

 

 

 

思っているよりも子供は器用じゃないんです。

 

というか、そもそも我々大人だってそんなに器用ではない!

 

学校、部活、塾、他の習い事、日々の生活、友人との遊び、趣味 etc

 

それらすべてをしっかりこなせる自信なんて私にはありません。

 

 

生活が上手くまわらないと、当然、勉強面もうまく回りません。

 

生活面が壊れてしまって不登校になってしまう子もどんどん増えているなと感じます。

不登校の原因はそれだけではないでしょうけれど。

その乱れから体調を崩してしまう例も多くなっています。

 

 

子どもの発育は様々ですから全く問題なくスムーズに回ってくれる子もいます。

大体そういう子は、小学校のうちからしっかりしている場合が多く、精神的に発達が早い子か、親御さんの教育力?の高さを感じます。

 

女の子は比較的生活面は崩れにくいなと感じるのは、男子に比べて精神の成長が早く来る場合が多いからではないかと感じます。

 

しかし、中にはそううまく回らない子もいるわけで、というか、そういう子は結構多いというのが実情だと思います。

 

もう中学生なのに!! と思ってイラつくこともあるわけですが、男の子はそういう子、結構多いと感じます。

 

 

年々サポートを要する子は増えていっている感じます。

 

理由ははっきりとはわかりませんが、スマホ、ユーチューブ、ゲームなどという時間を溶かすものが多くあることは無関係ではないでしょう。

スマホの利用時間と学力の話は以前、塾報でもしましたね。

スマホを見ていると時間が溶けていって、するべきことが手につかなかったり、終わらなかったり。

 

また、かつてよりも忙しくなっているというのもあるでしょう。

空白の時間を嫌がるようになっていってますからね。

 

 

中学生活が始まると、主に部活の影響は大きいと思いますが、生活は忙しくなります、

宿題も増えます。

塾に行く子の割合も増えますね。

とにかく、忙しくなるのでどうやって時間に余裕のある生活、やるべきことをしっかりこなす時間を作るのかを考える必要があります。

「管理」と書いてしまうと言葉が強く感じられてしまうのですが、管理は必要なことが多々あります。


その考える際に、親御さんがしっかりかかわって考えて、一緒に実践していってあげる必要がある子もたくさんいるということを、ご理解いただければと思います。