子育ての主役は誰か。
それは、親です。
育つのは子どもだけれども、子育ての主役は親です。
学校にしろ塾にしろ
親の方針、親の教育には
敵いません。
ずっと親元を離れて生活しているような特殊な世界観なら別かもしれない。
…いや、そう大きな差はないかな。
生まれてから学校に通うまでの6年
保育園、幼稚園はあったかもしれない。
でも、親と過ごす時間のほうが圧倒的に長い。
学校が始まって
少しずつ親と離れる時間は長くなっていく。
そして塾に行き始めたりしてまた長くなり。
それでも、親と過ごす時間は長い。
親が宿題の面倒を見たり様々にサポートしたり
普段テレビ見てる何気ない時間
移動中の会話
掃除や整理
生活。
そういった日々の親との暮らしが、子どもの中に根付いている。
私はよく
塾で過ごすたかが数時間×数ヶ月程度が
親と過ごしてきた10数年に勝てると思わないで欲しい
と言っています。
きっかけを与えることはできます。
でも、そんなに急激に変わるだなんてことはありえません。
我々にできるのはちょっと向きを変えるくらい。
だって
学校にしろ塾にしろ
そこに通う子どもたち自身の中に
親と培てきた10数年は存在していて
その10数年がベースとなって通うのだから。
だから
塾に行けば子どもは変わるとか思ってはいけません。
塾に行かせるってことはまず
親が変わるってことです。
親が変わるきっかけにしましょうってことです。
そこから始めないと
子どもは変わりはしませんよ。