基礎がしっかりできているかどうか
これは、なかなか判断が難しいところです。
本当に基礎がしっかりしていれば
偏差値65くらいまで行きます。
つまり、そのくらいじゃないと、基礎が本当に出来ているとは言えない。
例えば一次関数で
直線の式が求められる
交点の座標が求められる
この程度のことは「基礎」ではなく、「常識」です。
人に会ったら挨拶するよね?って程度と同等レベルの話。
各単元のこういった「常識」に当たる内容がいくらか欠如していると
偏差値50を下回る。
「常識」が埋まっていると偏差値50を超える。
だいたいこんなイメージです。
でも、多くの人はこの「常識」レベルのことを基礎と捉えがちです。
基礎というのはもっとレベルが高くて
尚且つ
広い。
典型的な問題なら考えるまでもなく瞬殺できる。
このレベルじゃないと基礎がしっかりしているとは言い難い。
一次関数で話したけれど
他の単元でも、他の科目でも同じです。
「基礎」じゃなくて「常識」のところで満足していると
定期テストは何とかなるかもしれないけれど
模試や入試では全く点が取れない。
基礎のレベルをはき違えてはいけません。
基礎のレベルは、思っているより高い。
そして、その基礎をしっかり身につけるにはかなり演習を積まないといけません。