中学二年生の鬼門の一つである等式の変形
ここが苦手な子はものすごく多い。
でも、こういう子は実は
等式の変形の前に方程式が怪しい。
方程式は解けるのだけど
方程式の考え方が怪しい。
そして、方程式の考え方が怪しい人は
だいたい逆算が怪しい。
文字式も怪しいのだけれど、その前に逆算が出来ない人が多くいます。
例えば
① 3×□=15
□は?
この程度はできる。
徐々にレベルを上げましょう。
② 3×□-6=24
③ 26-□×4=14
④ 32-□÷13=29
⑤ 4×(□-2)+6=30
⑥ 64÷(□-7)-2=6
苦手な子は②らへんから危うくなります。
⑥あたりになると、結構な子が間違えたりします。
さらに小数、分数が入ると…
こんな感じ。
中学生以上でこれと解いてみて、出来ない人
要注意です。
多くの人は間違えても、計算ミスだと思ってしまうでしょうが
たぶん、計算ミスなんかじゃありません。
で、これを普通にこなせる子は
方程式とか等式の変形とかそんなに困らない。
逆算が苦手な子は
○○であるということは…という思考が苦手。
さらに、計算ルールが怪しい場合もあるので二重苦三重苦となっていることがほとんど。
苦手は小学生のうちからはじまっています。
そして、後からとり返そうとするのはかなり大変。