当塾に限らず
兼塾される方はたまにいらっしゃる。
大学受験だと、英語はここ、数学はここ、みたいなことはまぁ結構ある気がします。
単科目専門塾もありますからね。
でも、トータルで見ることが可能な塾に通っているのに
兼塾する場合もある。
なかなかに謎なんですけれど。
それって、だいたいうまくいきません。
船頭多くして、船山に登る
みたいな感じになるのかな。
だいたいどちらも中途半端になって、うまくいかない。
子どもは
そんなにあれもこれもと
違う指示系統を全てこなせるほど
器用ではない。
たぶん、親が実はどっちの塾も信じてないから
そういう兼塾になるんですけれど。
どこかで、塾に対して不義理なんだと思う。
そういう不義理さは、歪みとなる。
物事に真摯に向き合わねば、歪むのは世の常かな。
うまくいく兼塾も一応あるなと感じます。
それは、主が明確である兼塾。
A塾とB塾に通っていて
いかなる理由であろうとも
A塾を優先すると決めている兼塾。
そして、その優先順位をB塾も完全に認めていて
A塾の徹底したサポートに回ってくれるという
合意がある兼塾。
そういう兼塾なら、うまくいくことはある。
あともう一つ。
両塾がお互いのことをめちゃくちゃよくわかっていて
互いに完璧に信頼している兼塾。
まあ、そんなことは滅多にないから
兼塾はうまくいかないんだけれど。