2023年 日本女子大学附属 所感 | ZENT進学塾

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【数学】

昨年とかに比べると易化かな。記述が増えたかな?って程度。

 

大問1 小問集合。(3)で記述3連続は基本的なレベルだけれど焦らされる。(ウ)だけはどう書いていいか悩んだ人もいるかな。他は基礎的。しっかり取らないとマズイ。

大問2 関数。普通の教科書レベルの難易度。簡単すぎる。

大問3 基本的な割合の話だけれど、出来ない人はかなり多い気がする。(3)が勝負所になるのかな。

大問4 おもしろい。出題センスが光るけれど、もしかしたら何言ってるのかわからなかった人も多かったのかも。

大問5 平面図形。簡単すぎる。どうしたの??って感じ。

大問6 空間図形。ここも簡単。

 

図形の問題の誘導が強いのは親切心なのかな。それだけ弱い子が多いってことなのかな。

平均点は結構高いと思う。

 

 

【国語】

出題傾向は変わらず、論説2題と知識問題

 

大問1 論説。オーケストラの調和についてと、人間社会の類似?的な文章。

大問2 論説。非在をしっかり意識させてしまう藤原定家と芭蕉がすごいって話。

文章内容はどちらも読みやすいし、個人的には興味をそそる。

選択肢も特に悩むことなくスラスラ解ける。

大問3 知識

日本女子大附属は、大問3で四字熟語のみとか、文学史のみとかある一つのテーマの知識を出してくることが多い。

まんべんなくいろんな知識が出るわけではないので、得意なものが来るとラッキー。

何が来るかわからないからいろいろな知識を入れておかなきゃいけないのは変わらないけれど。

でも、今年は日本語の使い方って感じのもので、知識っぽい知識ではない。

副詞の使い方について。

間違える人いるのかな?って感じなのだけれど、こういう問題を出してきたってことは、日本語使えない子が増えているってことなのかなぁ…

 

簡単では?という印象。

数学がいつも通りならなかなか点数がとりにくいはずなので、かなり高得点を取らねばならないのでは。

中学二年生くらいが解くには良い感じの問題難易度なのではないかなと感じる。