人は、自分で経験したことしか語ることは出来ず
経験していないことを語る言葉は
どこか軽く、重みに欠ける。
でも、自分が経験できることは限られているから
本を読んだり他人とコミュニケーションをとって
他者の経験を追体験して、自分の経験の補填をする。
しかし、やっぱり自分で経験していないことは、頭ではわかっていても体はわかっていないので
実際に経験したことには遠く及ばない。
しかも、その経験はただ経験するだけではなくて、後々振り返ってみたときに
それに固執するのではなく
どのような意味があったのかを自分なりに消化して、昇華することが出来ていないと
重みに欠ける。
様々に、本気で様々なことを経験した人の言葉は重くて、時にものすごく厳しいこともあるけれど
でも、人の琴線に触れることができ、人を動かすことが出来る。
だから、本気でいろいろ経験して、語れる人になることが大事。
受験という経験も、そういう見方をしてほしいなと思ってみたり。