時期が時期ですから、過去問に取り組む生徒はとても多いですね。
過去問を解くときの注意点です。
① 集中できる環境で、周りで喋っている人がいない環境で解く。
② できる限り、本番に近い形式で解く。
③ 記述式の採点は、自分の感覚に任せない。
④ 部分的に解くなんてことはしない。
他にもいくつかあると思いますが、とりあえずこんなところでしょうか。
当たり前と言えば当たり前なんですがね。
①について
周りがガヤガヤしている状態では、思考が持ってかれます。
そのような状態で問題を解いても、しっかりした実力を測ることはできません。
ましてや、自分がその会話に入ってしまうようなことなんて、あってはならない。
カフェなどで勉強する人も多いでしょうが、過去問を解くのはやめたほうがいいと感じます。
自習中などは、他の人も、周りに過去問を解いている人がいるという前提のもとに、行動をしてほしいですね。
②について
可能ならば、自分が受験する学校の入試問題は、朝、科目の順番通りに解いてほしいと思います。
これは、学校があるわけですからなかなか難しいでしょうが、土日はやれるはず。
三科目または五科目、まとめてしっかり時間を確保してやるようにしましょう。
③について
記述式の問題の場合、どうしても、自己採点をすると甘くなりがちです。
何となくそれっぽければ〇にしてしまう人が多くいますが、そんなに優しくはありません。
国語の記述は特に。
部分点も判断できないはずです。
必ず、記述は先生に確認してもらいましょう。
④について
よく、ちょっとだけ解いてみるって人がいます。
絶対にやめたほうがいい。
部分的に解いて、その問題が解けたかどうかに意味はありません。
入試問題には時間制限があり、その時間内でトータルで何点取れたかが重要です。
ちょっと手をつけて~なんて中途半端なことをしてしまうと、正しく実力が図れません。
せっかく入試出来る過去問です。
大事に解いて、大事に復習してほしいなと感じます。
けっこう、解き散らかしてしまっている人は多いですよ。