当塾の生徒がよく受ける、國學院。
このへんに住んでいる子たちにとっては
併願優遇制度もなく実力一本の試験で
高校単独校であり共学で人気もあり
一つの目安になりやすい学校です。
交通の便もかなりいいところなので、他地域からも多くの生徒が受けに来ているでしょう。
この学校、数年前と、今とでは、レベルがかなり変わってきています。
昔は、まぁ、こんなもんかなという感じの
比較的基礎的な問題が多く、点がとりやすい入試でした。
ボーダーは、180程度だったかな。
200を超えることはない。
そんな入試でした。
しかし、ある時からボーダーがグンと上がります。
だいたい平成20年後半あたりかな?
都立の改革が成果を見せ始めたあたり
中高一貫校が募集停止しだしたあたりと重なってくる時期でしょうか。
ボーダーが200を当たり前に超えるような感じに様変わり。
220点くらい必要な年もありました。
そこから数年たって、問題の難易度をちょっと上げてきたのが平成30年くらいから。
ボーダーはいったん下がります。
しかし、國學院の進学実績が順調であることや
MARCHを受ける子たちがすべり止めに使うことが増え
またボーダーは上昇傾向にあります。
いったん問題の難易度が上がって200をきりましたが
また、200を超えるようになってきています。
昔の國學院はもう存在しません。
偏差値はジワリジワリ上がったようには感じますが
でも、そんなに大きく変化はないように感じます。
ということは、都内の学力レベルが全体的に上がっているということでしょうか。
学生全体に求められているレベルが上がっていると考えられます。
進学研究会主催のVもぎでは、國學院の偏差値は60。
偏差値60って、かなり高いですよ。