面倒見がいい塾? | ZENT進学塾

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当塾は、面倒見がいいと、手厚いと言っていただきます。

 

ですが、そうでもないというのが現実だと思います。

 

けっこう、放任です。

 

「やる/やらない」はキミの自由だよ

 

というスタンスです。

 

詳しくは以下の記事に書いてありますので、読んでいただけると幸いです。

 

さて、今回の記事で言いたいことは、別に当塾のスタンスの話ではなく

 

面倒見がいい、手厚い塾ってなんだろうね?

 

ということです。

 

 

普通に考えれば

 

手取り足取り丁寧に一つ一つ、目の前にある石を取り除いて、子どもたちが歩きやすい道を作ってあげること

 

でしょうか。

 

 

それもいいかもしれません。

 

ですが、私はそれは違うと考えています。

 

幼少期はそうしてあげることが重要かもしれません。

 

ケガをしないように、道を踏み外さないように。

 

ですが、小学校高学年ともなると、その丁寧さはかえって、子どもの成長を妨げてしまう可能性が高い。

 

自分で困難を乗り越えられなくなってしまうかもしれないから。

 

 

自分で何がしたいのか、何をしなければならないのか。

 

そして、こうでありたい自分とそうではない自分との距離を見定めて

 

そのうえで、ありたい自分というものをしっかり考えて行動できるようにならないと

 

意味がないのではないでしょうか。

 

 

ときに、うまくできなくて苦悩することもあるでしょう。

 

親の目から見て「なんなの?」「うちの子こんなんで大丈夫?」「こうこういける?」と思うこともあるでしょう。

 

けれども、高校受験というものは一つの通過点でしかなく、高校受験ですべてが終わるわけではありません。

 

その先の人生を自分で歩んでいけるようになるか。

 

そのための一つの試練として高校受験をとらえ、見守るということも必要であろうと感じます。

 

 

ですから、私は「自分で考えろ」ということを大事にしています。

 

すぐに結果なんて出ません。

 

小手先の技術で点数を上げていくことに、なんの意味も見出していませんから、超長期的な目で見ています。

 

何もしないとは言っていませんよ?

 

伝えるべきことは伝え

 

でも

 

「こうだから」

 

で固定させてしまうのではなく、含みと余白を残して伝え

 

その上で、子どもたち自身に考えさせる。

 

子どもたちが自分と向き合って、自分の内面と格闘するということをしないと、精神の成長が進まない。

 

時には、とてつもない檄を飛ばすこともあります。

 

でもそれは、点数どうこうということではなく、物事や人に対する向き合い方を示すためにです。

 

決して、高校受験で受かるためということではありません。

 

 

以前書いたかな?

 

人は、精神と肉体と、二つの面で成長をし行きます。

 

肉体は、ご飯を食べてよく寝ていれば、まあ後は放っておいても成長していきます。

 

ですが、精神の方は…

 

ある一定のところまではみんな速度差はあれど成長していきますが、大きく成長するためには、自分を磨くということをしなければなりません。

 

それは、何かに打ち込むという経験を通じて行われることであり

 

何かに打ち込むことは同時に、自己と深く向き合うということです。

 

高校受験というものを通じて、私は、子どもたちがそういう経験をできればいいと考えています。

 

 

当塾の卒業生たち、結構凄いですよ?

 

高校受験後に、大きく成長する子もたくさんいます。

 

それはたぶん、長い時間をかけて自分と向き合って

 

本気でやるという経験をしているが故であると思います。

 

 

「うちの子大丈夫?」「そんなんで高校いける?」とか思うでしょう?

 

大丈夫ですよ。

 

当塾にいる受験生はみんな、スゲー頑張りますから。

 

高校受験ではうまい子と結果が出なかった子たちも、高校ではしっかりやれてますから。

 

 

そういう子たちが、何かのタイミングで当塾にまたやってきて

 

自分の迷いや思いを話し、ときには深く人生について語り

 

そして、また旅立っていく。

 

そういう塾が、当塾です。

 

 

 

手厚くはありません。

 

本気でやっている子には、本気で向き合う。

 

ただ、それだけの塾です。

 

手厚いと感じていただけているのは、子どもたちが本気でやっていることの証です。

 

 

我が子の、本気でやる姿を見たいと思いませんか?

 

我が子の、高校受験ごときで終わらない大きな人への成長を期待しませんか?