勉強していくと、なんだかちょっと出来るようになった気がする。
でも、気がするだけで、テストの点数はなかなか上がってくれません。
特に、模試とか、そうそう簡単に偏差値は伸びません。
そんな簡単に上がらないから、みんな苦労してるんです。
やればすぐ上がるなら、誰も苦労なんかしませんよ。
特に、偏差値60近辺からは、なかなか伸びない。
それは、その辺からはみんな頑張っているからです。
真ん中あたりだと、あまり勉強していない人もいるから
ちょっとやると、すぐ少し上がる。
でも、それは周りがあまりやってない中で、自分がやるようになったから、相対的に少し上に来ただけであって
実力がグンと伸びたってことではありません。
中三あたりになると、みんな頑張り始めるので、真ん中あたりでもなかなか伸びないこともあります。
偏差60あたりからは、みんなすごーく頑張っていて、その凄ーく頑張っている連中の中で、なお登っていかねばならない。
どれだけ厳しいか、わかりますか?
そもそも足りてなかったところからスタートして
登り詰めていくのは、生半可な努力では無理です。
オール3あたりの生徒の内申が上がりにくいのも、そういう理由です。
だから、一旦落ちてしまうと、復活がものすごく大変。
だから、落ちてしまわないように、早めから上にいる努力をしている必要があります。
だから、先行逃げ切りな感じでしっかり初めから上位にい続けるってつもりでやっていかないと
後悔先に立たずみたいな状態になってしまいます。
勉強の仕方を早いうちにしっかり身につけて
そしてそれを継続させていく
そこには、親がものすごーく強く影響を及ぼします。
子とともに、親も意識的に動かないといけませんね。
自我が芽生えてきた子にガミガミいうのは逆効果だと思いますけれど。