しっかりブログに書こうと思いつつ
でもうまく言葉にできなくて&忙しくて放置していたこと。
今年、当塾の1期生たちが大学を卒業し、就職しました。
(浪人したりでまだ学生の子もいますが)
無事社会人になれて安心しております。
先日、そのうちの一人が熊本に配属が決まり、なかなか会えなくなるので最後に食事へ行きました。
彼(以下Tくん)は、1期生の中でも最初期のメンバーです。
とても私と波長が合う生徒でした。
彼と、もう一人の1期生であるOくんとは、家が塾から歩いて1,2分ということもあり、卒業後も何度も食事に行ったり飲みに行ったり(たいていはOくんが連れて行け―と言ってくる笑)買い物や旅行にまで一緒に行ったりと、かなり濃い付き合いであした。
1期生は中三のときしか教えていませんので、卒業後の付き合いのほうが圧倒的に長い。
二人とも、呼んだら来るっていう距離感だったので、一方が授業後に来て、ご飯食べてる途中にもう一方を呼ぶみたいなことが何度も(笑)
それで来るんだからすごいよね(笑)
たぶん、これからも事あるごとに集まるだろうなという関係。
圧倒的なフットワークの軽さとコミュ力を持つ二人です。
塾のことも気にかけてくれ、後輩の様子を気にかけ、大晦日には毎年来てくれて、今の当塾の雰囲気や、私と生徒たちの関係を作れたのは、TくんとOくんがいたからともいえるくらい、当塾にとって大きな存在でした。
だいたいの生徒は、この二人の名前は聞いたことがあるというくらい、塾として深いつながりがある生徒でした。
勝手に各々の道を進みつつ、サードプレイスとして当塾を活用する。
私は、当塾が卒業生にとってそんな場所になってほしいと思ってこの塾をつくったのですが、まさに、そういう感じに当塾を活用してくれていた二人です。
そのうち一人が遠くへ。
まぁ、どーせこれからも何度も会うのだけれど、今までみたいな近さでは会えなくなってしまうのは少し寂しいですよね。
明け方まで飲んでいました(笑)
それでも話は尽きない。
TくんとOくんはたぶん、戦友くらいの感覚なんじゃないのかな? という感じ。
互いに意識のどこかに常にいるような関係のように、私には見えました。
私にとっては、私は一歩先の目線から二人を眺める立場ではあるのですが、生徒というよりは、もはや一緒に塾を作っていた仲間と言えるような存在です。
こんな言い方すると、他の子たちは違うように見えてしまうのだけれど、やっぱり、この二人は私にとって特別。
間接的ではあるけれど、この二人が当塾にいたから当塾に来たという後輩もたくさんいます。
そうして塾の和を広げてくれた二人。
そんなTくんが新天地へ。
そして、Oくんもずいぶんフラフラしていたのだけれど、やっと自分の思う道が見つかったようで、一区切り。
当塾としての一つの時代が区切りを迎えたような感覚でした。
そういえば、ちょうど来年で当塾は10年目になります。
一区切り感ありますよね。
明け方、そんなことを感じながら帰路につきました。