都立復活 | ZENT進学塾

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2022年の大学進学実績が発表されてきています。

 

東京一工や旧帝大、医学部、早慶など、最難関の大学への進学実績は、中高一貫私立が強い傾向にあります。

 

カリキュラムの先取り、中学受験の内容のハードさ。

 

たしかに、有利だと思います。

 

都立高校はずっと押され気味でした。

 

私が中学生くらいの頃は、どん底だったのでは?と思います。

 

それが、自校作成を導入し、都立改革が進み、ここ数年、明らかに都立の復活が見て取れるようになりました。

 

もはや、かつての都立ではない。

 

今年の合格実績、現時点でわかっている分↓

東大・京大・一橋・東工大・難関大学合格者数ランキング | インターエデュ (inter-edu.com)

 

 

【東大】

日比谷 63名(53) 8位

西    27名(16) 18位

 

【京大】

西 22名(12) 10位

 

【一橋】

西 18名(13) 1位

青山、国立 13名(9) 4位

戸山 10名(10) 10位

新宿、日比谷 8名(7) 17位

 

【東工大】

国立 21名(16) 2位

西  13名(7) 6位

 

【慶應義塾】

日比谷 123名(109) 3位

 

【早稲田】

日比谷 162名(143) 3位

(1位は早実、2位は早稲田高校 ずるくね?笑)

戸山 70名(60) 30位

 

【医学部医学科】

日比谷 97名(62) 3位

 

 

日比谷がエグイ。

 

他の都立自校作成校も、かなり健闘しています。

 

まだ発表されていない学校もあるのでランキングは変わりますが、都立が明らかに力をつけてきています。

 

さらに注目すべきは、これら自校作成校が、最近中学受験で人気の都立中高一貫校に、進学実績で勝っているということではないでしょうか。

 

中学受験が苛烈極まる状況になっているようですが、中学受験をしたからといって、もはや、大学受験に有利な状況とは言えないようです。

 

 

 

そういえば以前、イスラエルの子どもたちの学力に関する記事を見ました。

 

イスラエルの子どもたちは、初等教育段階においては、成績は凡庸でたいしてふるわないとか。

 

ところが、高等教育になると、極めて優秀な学生になる。

 

その本の筆者は、これは「ゆっくり学ぶことの利点」ではないかと書いていました。

 

 

私も同感です。

 

もちろん、基礎学力をしっかり鍛えておくことは大事なのですが、幼いうちからガリガリ難度の高いものをやり、頭ばかり鍛える必要はない。

 

むしろ、幼いうちは様々なものを見聞きさせ、身体を動かし、伸び伸びと心身を育むほうが後々大きく育つのではないかと私は思います。

 

 

すっごいできる飛びぬけている子は、中学受験するのもいいと思うんですけれど。