8期生の受験が終わり、いろいろと振り返りを自分の中でしています。
結果は…満足とはいかなかったと感じます。
これは、毎年全勝とはいかないからであって、この仕事をしている以上、もしかしたら満足することなどないのかもしれません。
私は、全勝が欲しい。
たぶん、みんなそうですよね。
ところで、そういう私の思いとは別に、各生徒たちの達成感や満足感はあると思います。
たぶん、厳しいところを勝ち取ったという経験をしっかりできた人は、ある程度の納得や満足を得られるのではないかと思っています。
では、厳しいところを勝ち取ったという経験ができた人と、そうではなかった人との差は何か。
私は、この8期生を振り返ってみて
逃げなかったかどうか
にあるように感じています。
凄く、きつかったと思います。
厳しいところを勝ち取った経験をした人たちは、私の見立て、逃げなかったのではないかと感じています。
学校の課題、定期テスト
我々から出される課題
我々からの叱咤激励
難易度の高いもの、量
それらに、耐え抜いた。
そりゃあね、常に全力なんて人間には無理です。
タイミングが悪くて多忙極まり、時に、手を抜いてしまったことはあると思います。
でも、手を抜いたという事実からも、逃げずに向き合ってきた。
自分が甘いという事実を受け止めて、向き合い続けてきた。
自分に足りないものは何かを冷静に見つめ、それに向き合い続けてきた。
たぶん、コレが大きい。
もちろん、そうして向き合い続けてきた人の中にだって、苦汁を舐めた人はいます。
でも、勝ち取った人たちには、この共通点はあると感じています。
新高校一年生の皆さん、お疲れさま。
この受験結果がどのような意味になっていくかは、これからのキミたちの在り方によります。
これで終わりなどではありません。
これからが、始まりです。
この受験が素晴らしいものだったと言えるよう、今後を歩んでいってください。