塾報12月号 先行記事 | ZENT進学塾

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一部抜粋&加筆、修正したものです。

 

 

 

キミたち、よく考えましょう。

 

ここまでそれぞれにもがき苦しみ、私から時に詰られ、時に嫌味を言われ、時に褒められ、ここまで来ました。

 

キツかったでしょう?

 

なんでコイツ、今日はこんなに機嫌が悪いんだ? と思った日もあるでしょう。

 

理不尽じゃね? と感じた日もあるでしょう。

 

キツくてやめようと思ったこともあるでしょう。

 

でも、キミたちはここまで来ました。

 

それは何のためか。

 

決まっています。

 

受かるためです。

 

他のナニモノでもありません。

 

純粋に、合格するためです。

 

 

受験が終わるとよく聞く言葉が二つ。

 

第一志望には落ちてしまったけど、やりきって良かった。

 

高校で人生が決まるわけじゃないから、受かっても落ちても、その学校で自分がどうするかが大事だ。

 

その通りだと思います。

 

 

でも、ここまでキミたちなりに本気で頑張ってきて、そんなキミたちが、「落ちたけどいい経験ができて良かった」なんて言えますか? 

 

 

言えるかもしれません。

 

大半の人にとって、人生において、自分の意志でここまで頑張ったという経験は、この高校受験が初です。

 

その経験を出来ただけでも「良かった」とは思えるでしょう。

 

 

でもさ、そういうことじゃないよね。

 

キミたちが欲しいのは、たったの一つだけ。

 

 

「合格」

 

 

この言葉のはずです。

 

キミたちは、死力を尽くした果てに得られる「合格」という言葉が与える嬉しさを、まだ知りません。

 

同時に、死力を尽くした果てにそれでもなお突き付けられる「不合格」という言葉が与える強烈な悔しさも。

 

すごいよ。

 

死力を尽くした者にとって、この二つの言葉の威力は。

 

もう内申も確定し、いよいよ本番に向けて突き進むだけ。

 

受験直前。

 

最後になるので今一度、考えてください。

 

合否発表の日、私の前でボロ泣きした子がいます。

 

私は、なんて声をかけていいかわかりませんでした。

 

私の前では耐えて、家に帰ってから泣いた子がいることも知っています。

 

毎年誰かは落ちてしまうわけで、それは勝負事なのだから仕方がないとは思っているけれど、毎年、落ちてしまった子たちにはなんて声をかければいいのか分かりません。

 

キミたちは、落ちてボロ泣きする自分を見たいですか? 

 

あるいは、人目も憚らずにボロ泣きするほどに、やっていますか?

 

 

コレは別に、私がキミたちの勉強量に対して不満があるから書いているわけではありません。

 

ただ、ココからの2ヶ月という最も学力が伸びる時期を前に、今一度自分に問いただしてほしいから書いているだけです。

 

勝ちに行きましょうか。