一度説明されたり解説を読んだりすると、わかった気がする。
ところが、二回目見たときには、うまく反応できない。
「あれ? どうやるんだっけ?」 となる。
そしてまた、解説を見聞きして
「ああ、そうだったそうだった!」
となる。
三回目で、「こんな感じじゃなかったかな?」となり
でもまだうまくできず。
四回目で「確かこう」
五回目で「こうだよな」
六回目で「こうだろ」
七回目で「まかせろ、こうだろ」
となっていく。
一度見聞きした程度では、物事は身に付きません。
本当に才能ある人は、一発でわかっちゃうかもしれないけれど、残念ながら、僕らはそんなすさまじい才能の塊なんかじゃない。(と、私は思います)
身につくまで繰り返す。
何度も何度も繰り返す。
身体にしみこむまで繰り返す。
物によっては、七回程度でも身につかない。
十回、二十回、百回と繰り返す。
スラムダンクで桜木花道がシュート練習を何本したか。
流川楓が「体が覚えてらっ」となるまで何本打ってきたか。
勉強だって同じこと。
何度も何度も同じようなものを見て、そして徐々にできるようになっていく。
信じられないくらい繰り返して、やっと、自分のものとなる。
それを忘れてはいけません。