中三になってから、慌てて勉強し始める。
いや、中三になってからすら、ぜんぜん慌てもせずに、夏とか秋とか、受験が近くなってきてから焦り始める人がいます。
そういう人は大抵、身の丈に合わない志望を言います。
現段階で、受験をしっかり見すえて行動していない人、自分の志望の高さを正しく認識していない人も、これに含まれます。
一日○○時間やれば~とかいうけれど
今この瞬間から猛烈に勉強したところで、普段から淡々と勉強してきた人に追いつけると思わない方がいいですよ。
だって、この時期からいきなり猛烈に勉強する人って、だいたい勉強の仕方すら見についていませんから。
学校の定期テストですらまともに点数取れないのに、そんな人が猛烈にやり始めた程度で、勉強の仕方が分かっている人に追いつけると思いますか?
普段の漢字テストや知識テストをまともに覚えてこなかった方が、覚えている人に追いつけると思いますか?
普段から不断の努力をしている人は、その辺はもう大丈夫。
だから、ギアをいれて深い深い領域に入って行けるし、苦手単元に力を入れる時間だってある。
そして当然、そういう人たちだって、猛烈にやりだす。
そうでない人たちは、穴だらけ。
むしろ、全部穴。
勉強の仕方すら、穴。
なんで追いつけると思っているんでしょうね?
不思議でなりません。
自分の能力を過信しているのでしょうか。
周りもやっていないとか思っているのでしょうか。
まぁ、だからといって諦めろとは言わないけれど、あまり受験を舐めない方がよろしい。
簡単に勝ち取れるようなものなら、誰も苦労なんかしないですし、誰も「早く始めろ!」だなんていわない。
普段から不断の努力をしている人のみが、勝ち取れるんです。
あ、これは、受験に限らず、かな。