キミたちは知らない | ZENT進学塾

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ずっと

 

なんでこんなに勉強しない人が多いんだろう?

 

なんでこんなに受験なめてるんだろう?

 

私は当たり前にやっていた気がするのだけれど…

 

と疑問に思っていたのですが

 

あ、そうか

 

と思ったことが一つ。

 

 

勉強しろと言われて、キミたち、それがどういう水準なのか分かっていないんですよね。

 

普通の人からしたら、一時間やっただけでもう、「勉強した」になるし

 

ニ、三時間やったら「すげーやった」になる。

 

 

私からすると、ニ、三時間なんて当たり前の行為。

 

もちろん、学校の宿題は抜いてです。あれは勉強ではなくただの作業。

 

 

では、なんでこういう認識の差があるのかな?と考えた時に

 

一つ思い浮かんだのは、私は中学受験をしていたということ。

 

落ちましたけれど。

 

それも、そんなに偏差値高くなくてもいいいからそこそこのところへ~という中学受験や

 

都立中高一貫校入れればいいな~という中学受験でもなく

 

バリッバリに難関私立中学校を攻める中学受験。

 

受けた学校は神奈川県の中高一貫校では№3の位置にいる浅野と、都内私立の二番手グループに属する芝の二つ。

 

といってもわからないか。早慶とか、日比谷とか、小山台とかMARCHとか、その辺の難度だと思えばいいです。ちょっと違うけど。

 

私はそういう世界で戦うという勉強を小学校4年生からやっていたんですね。

 

今にして思えば、たぶんそこまで本気ではなかったし、効率の悪い勉強をしていたと思うけれど

 

それでも、受験ってそれくらいを当たり前にやるもんであるっていう認識はあったんですね。

 

 

ところが、普通の子にはそんな認識はない。

 

経験していないのだから、分かるわけがない。

 

それもそうか。

 

私は、そういうところで勉強し、一日どれくらいだったんでしょうね、あまり覚えていないけれど、戦える水準まで行きました。

 

学校の友達と遊ぶ時間なんてありませんでした。

 

それでも、落ちてるんですよね。

 

その経験があるから、それくらいやって当然。それでも、十分というわけではない。

 

ということは分かっていた。

 

だから、二、三時間勉強するなんて当たり前の行為でしかなく、勉強するってもっと物量こなすよねって。

 

 

多分これは、親御さんがたもあまりわかっていないことではないかと思います。

 

受験というのは過酷です。

 

一年位前だったかな? 塾報に書いたけれど

 

受験をナメないでください。

 

 

特に受験生。

 

一日4時間、5時間勉強するなんて、まーじで当たり前の行為でしかないです。

 

それをなんやかんや「疲れた」とか「面倒だ」とか「忙しくて」とか言って、やらない。

 

キミらがダレている間に、受かるやつらはやっている。

 

そして、ダレているキミとの距離はどんどん離れていく。

 

 

キミたちが知っている以上に、キミたちの知らない世界があります。

 

ずっと私は言っているのだけれど、毎年、その意味に気がつくのが遅い、遅すぎる、話にもなんない人が大量にいます。

 

キミたちは、もう、気が付いている側ですか?