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ちょっと長いですが。大事なことなので。

 

キミたちが中学校に進学して一番困ることになる可能性が高い科目はなんだろう?

 

答えは英語です。

 

圧倒的に英語です。

 

 

英語の教科書が変わります。

 

変わり方がちょっと、ほかの科目の比ではありません。

 

教科書を貰ったら、必ず音読したり、写経したりということをしてください。

 

何故か。

 

 

小学校の時にも、英語は触れてきていますね。

 

けれども、ふわっとしか触れてきていないはず。

 

文法的な言葉を言われてもわからないかもしれないけれど、動詞の過去形、疑問視、動名詞など

 

実はキミたちのお父さん、お母さんが中学生で初めて(中学二年生くらいかな)習ったようなことを、キミたちは小学校の間に知らず知らずのうちに触れています。

 

これらをしっかり理解しておかないと、中学校で本格的に英文法を習っていくにあたって混乱します。

 

中学校の間に学ぶ英単語の数も、キミたちはこれまでの人たちとは違って増えます。

 

500単語くらいは増えると思った方がいい。

 

大変だよね。

 

英語の教科書見たけれど、結構マズい。

 

 

量が増えるってことはもちろん大変で困ることなのだけれど、一番困るのは

 

「わかるよね?」「知ってるでしょ?」というスタンスでしっかり学んだことのない小学校でふわっと習った英文法をサラッと流されて中学校の英語(英文法)を説明されてしまうかもしれないってことです。

 

これが一番マズい。

 

 

キミたちよく考えてみよう。

 

今、正負の計算を当塾では進めていますね。

当然、分数の正負の計算なんかもはいってくる。

分数わからないのにいきなり、正負の計算のルールと分数の計算のルールを同時に教えられたとしたら、どうだろう。

かなりパニックになりかねないね。

 

 

何?分数は分かるからいまいちピンとこない?

 

じゃあ、これでどうだろう?

 

さ、文字式の計算のルールだ。

2a+5a=7aだよ。

6a-9a=-3aだよ。

意味は分かるね。

さ、次だ。

ある数を二乗してAになる数をAの平方根と呼ぶよ。

プラスとマイナスがあるよ。

例えば9の平方根は+3と-3だよ。

ところで、6の平方根は?

二乗して6になる数なんてないね。あるんだけど、ノートに書ききれないんだ。

だから、+√6と-√6と答えるんだよ。
さらにさ、例えば√54なんだけれど、54って9×6だよね? 9って3の二乗だよね?

だから、√54=3√6って直すんだ。

ところで、計算の仕方を教えるね。

√6+2√6=3√6になるよ。

ま、見ればわかるよね。文字式と同じってことだ。

じゃ、これといてごらん。

√3+√24-√12+√6=?

 

とこんな風に学校の授業がなってしまうかもしれない。

 

これはもちろん、かなり不親切な説明をしたからもっと丁寧に教えるんだけれど、例えばの話として、英語の授業がキミたちの目から見るとこんな風になってしまうかもしれないんだ。

 

 

さらにね、量が増えるということが何を意味するかというと、

 

小学校である程度英語触れたね?

 

だから、高校の内容を中学校におろすよ。

 

ということです。

 

これまで高校で習っていたことを、キミたちは中学校のうちにやらねばなならなくなる。

 

こりゃ大変だ。

 

 

というわけで、英語が多分一番やばい。

 

ほかの科目もしっかりやっていかないといけないのだけれど、英語はこれまで以上に本当にガッツリやりこまないと、なんにもわからなくなってしまう。

 

というわけで、英語、ちょっとかなりまずいんだと思ってしっかりやっていきましょう。

 

大丈夫、わが塾は、もとからそのレベルのことまで中学生のうちにやっていましたから。