落ちるだけ | ZENT進学塾

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急激に志望校をぶちあげる生徒、毎年います。往々にして、そういう子はマーチを志望校にあげます。

 

あるいは、はじめから漠然とマーチと考えている人もいます。

 

上げるのは好きにしてもらって構わないし、好きなところ受けてもらっていいです。そんなもの、私に決める権利なんかまったくありません。

 

けれど、気に食わない点が2点。(本当は都立編もあって4点なのだけれど、今回は2点だけにします。)

 

 

一点目、マーチ舐め過ぎ。

 

これは私が良く言っていることなんですが、マーチをみなさん舐め過ぎです。以前もどこかで書いたような気がします。

保護者の方もマーチを舐めていらっしゃる方が多い。なんなら、マーチ以下は大学ではないという雰囲気でいらっしゃる方もまだまだ本当にいらっしゃいます。

私はこういう人は都市伝説的なものだと思っていたのですが、どうも、そうではないようです。

保護者の方々の頃と、今のマーチでは格が違うと思っていただいた方がよいと思います。

 

マーチ“には”行きたい。

 

そうかそうか、構わんぞ。頑張ろうではないか。血反吐吐くくらいな。

これが現実だと思った方がよいです。

当塾の卒業生たちだったら、絶対にマーチ“には”なんて言いません。

高校受験でのマーチがどれだけムズいかを分っているからです。

 

分かってない人が、マーチ“には”とか言って、自分の能力が及んでいないのに見下すんです。

分かっている人はそんな軽々しいことは言えません。

カジュアルにマーチ受けますなんて言えません。

 

それでも受けたいというのなら、それ相応の覚悟はしていただきたいものです。

当塾は私大付属志望者が多く、実績もその辺に多いです。

だからですかね? マーチは受かると思っている人が大勢いるように感じます。

受からねーから。そんな簡単に。

 

さらにその上の早慶なんて、文字通り世界が違うと思ってほしいものです。

 

これが一点目。

 

 

二点目、志望校をあげた後に行動の変化がない

 

信じられないんですよね。これ。本当にいます。しかもたくさん。

今までの志望校と、レベル違うところを志望しているわけでしてだったらやること超増える。そんなことは当たり前。

なのに、行動の変化がない。

 

受験というのは、最後の2,3ヶ月頑張ったって、落ちます。

申し訳ないけれど、落ちます。

受験というのは志望校に合わせて一年くらいはかけて(本当はもっと長く)仕込みをしていかねばならんのです。

 

それを途中から志望校変更したら、「じゃあ、これまでそのレベルを目指す子達向けにやってきたことをやってもらうから、時間を倍くれ」となるのは当然ですよね。

なのに、そういう行動にならない子が非常に多い。

 

ちょっとできるようになってきたからって、調子乗ってるんですね。たぶん。

 

舐めるな受験を。

 

志望校をあげるのは構いません。が、上げたんだったら倍以上勉強してください。

カジュアルに志望校ぶち上げたって、落ちるだけです。

勝負したいならば、勝負したいなりの行動を。

 

 

とまあ愚痴っていますが、気に入らないというか、受験を舐めてるなあと感じることが増えてきたんですよね。ここ二三年で。で、そういう子はやっぱり悲しい結果になっているんですよね。

受験って机にかじりついてマジで寝る間も惜しんで戦い抜くものじゃなかったんですかね?

私はそういうもんだと思っていたのですが。

 

それくらいやらないなら、落ちるだけ。

私はそれでもかまわないのだけれども。