立教新座の数学
ご存知の方も多いでしょうが、早慶組が前哨戦をしに来るためか、とても重い。
時間内に処理しきるのは、かなりの実力がないと厳しい。
たまに、いや、無理くね?という年もあります。
私が受験生だった頃は、50点に近づけろ。
50点を超えれば十分だと言われていました。
ここ数年は、ほんのちょっとだけやりやすくはなっていますが、それでも、かなり問題に対する反応が完成していないと厳しい。
私も開塾当初はそのつもりでいましたし、実際、それくらいの戦いができると早慶も戦えていました。
立教は欲張ってはいけない。
7割、なんなら8割くらい作れなくはないけれど、取れるところをうまくとって、50を超える答案を作ればよいと。
ところがとある3期生の生徒が立教新座の攻略法を見つけます。
あるとき、その生徒が50点後半をとります。
そして、
「先生、立教の数学、分かった気がするのでもう一年分過去問貰えませんか? 感覚があってるか試したいんです。」
と。
試しにもう一年分わたしてみると、今度は60後半に。
おやおや?これはもしかして?
と思い、もう一年分。
今度も60点台。
これはホンモノと思い、コツ掴んだ?と聞いてみると
「わかりました! 即いくんですよね!」
と。
そのとおり。
即、動くんですね。
当塾の卒業生たちは、きっとこの意味が分かりますね。
即、動けるだけの実力がないのであれば、そもそも戦いになっていない。
そのレベルを受けるに値しない。
本来は動けるはずなのに、止まってしまうこと。
これが大問題。
ほとんどの問題がとても重いので、止まってる場合ではない。
ダメだったら即次へ行く。
この判断の速さ。
これが重要なんですね。
彼が攻略法を見つけて以来、当塾の立教新座の過去問の点数は跳ね上がりました。
コツをつかむまでは20点台とか30点台を取っていたのに
コツをつかんだ瞬間に50点安定になる。
今年も一人。
立教新座
24点→45点→63点→59点→65点→58点→72点
凄いでしょ?
当然、全部違う年度ですからね?
戦い方が分かるとこうまで点数が変わります。
立教新座マスターのおかげです。
当塾の生徒、毎年立教新座の点数の取り方が上手くなる。
歴代のハイスコアランクをトップ10まで掲示しているのですが、もはやトップ10に入るのは至難の業というくらいの熾烈なる戦いです(笑)