バランス | ZENT進学塾

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受験が近くなってきて自分の志望校が明確になる。

 

その志望校が私立だった場合

 

理社を切り捨てるということはよくあります。

 

 

これは戦略として間違ってはいないのだけれども

 

私は、本当は理社もしっかりやってほしいと思っています。

 

 

だって、どうせ高校でも理社はあるのだから。

 

そして、理社の基礎が無いと、高校で大変だから。

 

という、高校に入ってから大変よというのも一つの理由ではあるのですが

 

もうちょっと根は深い。

 

 

高校入試のみに限定して考えたって

 

色々なことを知っているかというのは結構大きい。

 

伸び方に大きく影響します。

 

知識の偏りは、あまり好ましい事ではないんですね。

 

例えば、国語の文章を読んでいて、その内容が織田信長に関するものだったとして

 

信長が何者かよくわからなければ、文章を読んでいてもあまりピンとこない。

 

流石に、信長クラスを知らない人はほとんどいませんが

 

特に現代文では近代をテーマにした文章はよく登場します。

 

そのときに、社会契約論とか、権利とはなにかとかそういう公民的な内容を分っているか否かでは

 

文章を読んでいても理解度に雲泥の差が出てしまう。

 

数学にしても、理科的な問題というものは登場します。

 

英語にしたって、英文の内容が科学的なことだったり、社会学的なことだったりという場合もある。

 

 

物事は広く知っておいた方がいい。

 

広く深く

 

これはなかなか中学生には厳しいでしょう。

 

だからせめて、広く浅く。

 

そして、ある一点については恐ろしく深く。

 

そういう知識の幅を持ってほしいなと思っています。

 

 

これは、理社に限りません。

 

美術、音楽、技家、保健体育

 

これらの科目だって、しっかり学んでほしい。

 

 

学校教育というのは、批判もされますが、よく出来ています。

 

税金の勉強だけちょっと足らんくない?とは思っていますが

 

それ以外の部分については、この社会を生きていくという意味で本当によくできています。

 

学校教育だけにとらわれませんね。

 

学びというものは、この社会の中にたくさんひそんでいます。

 

幅広い知を持つために、様々な事柄に触れていってほしいと思っています。