日本語トレーニング | ZENT進学塾

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日本語トレーニングって何ですか?

 

という質問が来たので公開しちゃいます。

 

 

問い:次の空欄に当てはまるひらがな一文字を答えなさい。

 

僕(   )小さい時に絵を描くこと(   )好きでした。

僕の通っていた学校(   )横浜の山の手という所(   )ありましたが、そこいら(   )西洋人ばかり住んでいる町で、僕(   )学校(   )教師は西洋人ばかりでした。

 

 

問い:次の空欄に当てはまる言葉を以下から選んで活用させて答えなさい。

 

不愉快に(   )た人生をとぼとぼ辿りつつある私は、自分のいつか一度到着しなければならない死という境地について常に考えている。そうしてその死というものを生よりは楽なものだとばかり信じている。ある時はそれを人間として達し得る最上至高の状態だと思う事もある。
「死は生よりも(   )」
こういう言葉が近頃では絶えず私の胸を往来するようになった。
しかし現在の私は今まのあたりに生きている。私の父母、私の祖父母、私の曾祖父母、それから順次に(   )て、百年、二百年、乃至千年万年の間に馴致された習慣を、私一代で解脱する事ができないので、私は依然としてこの生に(   )ているのである。

 

<語群>

しぬ     みちる     かなしい 

わるい    とうとい     しゅうちゃくする

へいぼん  さかのぼる  いきる    

うばう     したがう    あらわれる

 

 

 

下の方は、ココだけだとちょっと埋められない可能性もありますが、後ろの方を読むと、一個に確定するようになっています。

 

埋めるには、まず、かなりじっくり読まないといけません。

 

そして、状況をしっかりイメージしないと全然違うものを入れてしまうようなものもたくさんあります。

 

中三は入試問題主体の授業にうつっていますが

 

他学年はほぼ毎週必ずやっています。

 

慶應義塾のが、これの下のバージョンを出題してくることが結構あり

 

そこから着想をえて作るようになりました。

 

もう結構長いことやっています。

 

 

これをやると、いろいろなことが分かります。

 

いかに読んでいないか

 

いかに状況をイメージできていないか

 

いかに活用という事が分かっていないか

 

 

50枚くらい作ってあるのですが、大人がやっても難しいものもあります。

 

しっかり読むとともに日本語を正しく使えるように訓練を積んでいきましょう。