身体の交流 | ZENT進学塾

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リモートが結構当たり前の感覚になってきていますね。

 

それは良いことだと思います。

 

不要な移動をするのは物理的にも精神的にも面倒極まります。

 

 

けれど、それはどうなの?

 

と感じるものもいくつかあります。

 

 

例えば、大学。

 

授業はリモートでできますね。

 

そして、実際やっています。

 

それはいいかもしれない。

 

でも、大学としての場は?

 

 

実験があるわけでもない文系学部は

 

授業を全て遠隔にして、キャンパスそのものを無くすということが出来てしまう。

 

コストという面から考えると、土地や建物があれば当然コストはかかるのですから

 

無い方がよいかもしれません。

 

となると、いずれなくなる?

 

 

そうはならないと思っていますし、そうならないでほしいという思いもあるのですが

 

ここのところの情勢を見ていると、どうもそういう風潮って強くなっていくのかな?

 

と思ってしまいます。

 

 

これは、大学に限りませんよね。

 

高校の授業、中学校の授業でさえ、遠隔で行われることが普通になっていくかもしれない。

 

 

我々には、生身の身体の交流って必要ないのでしょうか?

 

場の力って、私はあると思いますし強制的に同じ空間にいるから起きることってたくさんあると思うんです。

 

 

それは学校ではなくてもいいって論理はもちろん分かります。

 

でも、それって、自分から、プロアクティブに動ける人だからそれでもいいだけですよね。

 

みんながみんな、そうなわけではない。

 

リアクティブな人の方が多いのではないでしょうか?

 

強制的に場に召喚されるから、交流が行われているのでは?

 

と感じます。

 

 

そういう生身の交流を強制的に発生させる仕組みって

 

学校が一番優れている面だと思うのだけれども…

 

 

私は考えすぎるたちなので、マイナス面を考えがちですが

 

コスト、効率

 

この二つを重視する社会構造だと

 

そのうち本当に私が思っているような感じになってしまうのではないのかな?

 

と、ふと思った次第です。