当塾は、講義が中心の塾です。
それは、はじめのうちは生徒たちでは
概念の理解や解き方などに躓いたり
間違ってはないのだけれど、よくない解き方
をしてしまったりするからです。
だから、はじめの導入や原理的なところに触れるようなものは
丁寧に講義を行います。
それと同時に、典型的なパターンの問題の解き方
基本からちょっと応用レベルまでの問題は
解くプロセスを丁寧に説明しながら解き方をある程度強制していきます。
けれども、それだけでは「教わったもの」
しか解けない生徒になってしまいます。
自分で試行錯誤する経験が不足してしまうから。
そして、毎回毎回丁寧に解説されてしまうと
自分で解説を解読する力も養えなくなってしまいます。
ですから、そうならないようある程度の水準までいったら
コチラがアレコレ解き方を強制したり
毎度毎度丁寧に解説するのではなく
「自力で解け」「解説を自分で読みとけ」
と接し方を変えていきます。
そして、どうしても分からないものを聞きなさいと。
現状、中学三年生はこういう状態に切り替わり。
中二の上のクラスはこれに近しい状態で動いています。
こういう時期になると
いかにして自分で課題を見つけていくかが重要です。
そして、自分が本当にわかっているのかを追求することも。
とにかく、誰に言われるでもなく自分で徹底するという事をしていかないといけません。
それが成績上位ってもんです。
当塾にはやるべきプリント類が尋常ではない量があります。
卒塾までに全部解き終わった生徒なんていません。
その膨大なプリントの中から「何をやるか」まで自分で見つけられる生徒に育ってほしいですね。