刺す
想像しうる甘さを先につぶしておこうかと。
今年の中学三年生、高校三年生
受験が終わって奮わない結果に終わって
きっと、こういう事を言う人がいるだろうなと。
「今年はしょうがない」
「今年の入試は可哀想だった」
言いたいことは分かります。
でも、本当にそうなのか。
私は違うと思います。
ある特定の地域に呑み起こった現象ならまだしも
そんなことはない。
日本全国、世界中で同じようなことが起きている。
みんな同じ事態。
平等に事態は起きたはず。
それなのに、自分にあたかも不幸があったかのように
主語を縮小してはならない。
不平等にしたのは誰か。
他ならぬ自分です。
奮わなかったのはこの事態のせいではない
大学入試のシステムが変更になるからでもない
それまでに相応に準備をしなかった自分。
3年になってから頑張ろうとか
そういう心持でいた過去の自分です。
結果を何かのせいにしてはならない。
何かの結果の原因は自分にある。
そう思っておかないと
受験に限らずきっとどこかで弱く甘えてしまうでしょう。
強く、律して励みましょう。