ここ数年で高校入試はというか、大学入試もですが激変しています。
そこに、このコロナの影響が加わり、さらに大きくここから3年間くらいは変わります。
特に上位を攻めたい方へ書きます。
この期間、一日7時間くらい拘束してくる学校がありません。
本気の連中は、この7時間という時間をフルに勉強に使ってきます。
もちろん、通常の塾がある場合の時間も勉強するのですから、10時間近くやっている人もいるでしょう。
圧倒的に先へ進み、圧倒的な実力をつけてきます。
なんとなくのんびり、やってはいるけれど…という生徒たちとの差は歴然です。
中学三年生はすでに、全科目、単元を全て終わらせて入試問題を解き始めている人がいます。
中学二年生、一年生の中には、すでに一年分の単元を終えてしまっている人もいます。
この差がいかなるものか、皆さんおわかりですか?
特に上位校を攻めたい方。
七割くらいの方は、私の目から見て、ああ、大丈夫そうだなというくらいでやれています。
残り三割ほど、まだヌルイ人がいます。
この期間で学力差はものすごく開きます。
そして、最上位勢のレベルが入試全体のレベルを引き上げます。
例えばトップ校、筑駒、筑波大附属、開成、渋幕、日比谷、西を攻める人たち、早慶を攻める人たち。
これらの人はより上へ行っています。
そういう人たちがしのぎをけずる。
けれども募集定員は変わりません。
だから、落ちる人は落ちます。
その人たちが滑り止めに使うであろう学校。マーチランク、私立受験校、戸山、青山、新宿、小山台このへんでしょうか。
このへんもレベルが上がってしまいます。
上位陣が点数を引き上げてくるし、このレベルを攻める人も受検への意識は高いので、かなりの実力をこの期間に養ってくるから。
「去年の受験生なら受かったよね。」という実力の子が、排除されるようになると思っておいた方がいいでしょう。
ちょっとシミュレーションしましょう。軽く。
例えば小山台
内申が40あったとします。当日点は400点くらいでラインにのります。
例年ならば。
しかし、ここから2、3年は注意です。
内申40、当日点450点。
これくらいまで上がってしまっても何ら不思議はありません。
例えば慶應義塾
年により問題の何度が違うのでボーダーははっきりとは言えませんが、三科合計200にちょっとかけるくらいです。
おそらく210を越える年もあります。
例年ならば。しかし、ここから2、3年。
きっと問題の難易度はあげます。
にもかかわらず、ボーダーは210点と高止まり。
例えば日比谷、西
内申45.当日点350.これで届きます。しかし、380くらいまでは上がります。
例えば明治学院
例年ボーダーは200いかないくらい。女の子は210欲しい。しかし、ボーダー240点。
例えば目黒
安牌とって下げてきた生徒が当日点420点。十分にありえます。
こうなってしまう可能性があると思って励んでください。
それから、まだ推薦でなんとかとぬるいことを考えている人がいます。そんな甘い考えは今すぐ捨ててください。
学校どうなるか分からないんですよ。
何によってどう内申がつくって言うんですか?
捨てなさい。
そんな現実逃避的願望は。
圧倒的な実力があって提出物出しとけば、十分内申はつきます。
歴代の当塾の生徒がそれを証明しています。
突出しなさい。
勉強量もそこから付随してくる学力も。