こんばんは。
ZENT進学塾の坂口です。
当塾生にもいますが、最近の傾向として
遅刻・欠席が多い子が増えた気がします。
委員会や部活動などで遅れてくることは
しょうがないと思っていますが、何もなく
遅れてくる子が多すぎる。
『電車の踏切が開かなくて・・・』
早く家を出ろよと。
僕の頃は塾に遅れる子は少なかったです。
塾のために部活を早退するのが常識でしたから。
学力が下がると部活すらさせてもらえません。
時代が流れているなぁと感じます。
また、当時の中学校の先生たちの方が
学生であるからには学業優先という考え方を
強く持っていたようにも思います。そのため、
部活の早退も認められていました。
話を戻しますが、当塾でも遅刻が多いです。
理由はあるかもしれませんが、理由があるから
授業中におこなった内容を後日また授業して。
これは果たして有効でしょうか?
アイドルのライブがあったとしましょう。
理由があって行けなかったから、
後日ライブをすべて実施してくれ。
無理ですよね。
後日ライブの内容を教えてあげることは
できるかもしれませんが、その人のための
単独ライブを行うことはありえません。
そうならないために、時間や場所を設定し
購入者はスケジュール調整するのですから。
授業内容・宿題を伝えて後日やってくるよう
指示することは可能です。いなかった分の
学習内容・学習時間を自分で埋め合わせて
くればサポートも可能です。自習に来た子を
フォローしているのもその一環です。
しかしたまに、すべてこちらで解決してくれと
いう体でやってくる生徒がいます。
塾は魔法の場所で、先生たちが勝手に
自分たちの成績をあげてくれるものだと
勘違いしている生徒がいます。
絶対にそんなことはありえません。
彼らの努力が、かけてきた時間、熱意が
あるからこそ塾の力が活きるのです。
塾というのは、自分に足りないものを
吸収し、補うための場です。
遅刻欠席をすることで、失った時間が
確かに存在します。子どもたちは面倒だし
遅れても休んでもいいかぐらいに考えて
いるかもしれません。
絶対彼らのためにはならないのに。
塾の場合、お金を払っているのに行かない、
遅れるというのは保護者の皆さまにとっても
たまったものではないでしょう。
何より塾へ行かないことで自分の子どもが
成長しないのは皆様にとって歯がゆいはず。
皆様のお子様はどうでしょうか?
学校や約束事に遅刻しますか?
そしてそれが許されていませんか?
もしそうであるなら、断固とした態度で臨みましょう。
では、また次回の更新で。