こんばんは。
ZENT進学塾の坂口です。
・鉛筆は削れなくなるまで使う。
・消しゴムは指で持てなくなるまで使う。
・シャーペンの芯を落としたら見つかるまで探す。
・持ち物は極力無くさない。
・万が一無くしても見つかるよう名前を書く。
・ノートは詰めて書き、たくさん練習できるようにする。
上記のような経験を、私と同じ世代の人間は
一度は経験したことがあるのではないでしょうか。
私の父は戦後まもなくに生まれたため、物がなく
身の回りのすべてのものを大切に扱わなければ
生きていけない時代の人間でした。
そんな家庭で育った私は、物を大切にすることを
口酸っぱく言われました。自分で稼ぐようになると
お金は無限に湧くものではないことに気づきます。
しかし、今の子どもは、物が豊富な時代に生まれ、
親に頼めば欲しい物が手に入ってしまいます。
そのため、物はすぐ手に入ると考え、裏にある
お金の出所など全然意識しません。
消費と意識せずに消費をしているとも言えます。
シャープペンの芯を床に落としたら、
探すのではなく新しい芯を出す。
塾にノートを忘れ、失くしてしまったと考えて
探さずに新しいノートを購入する。
塾だけでもこんな感じです。
面倒な作業など、親に頼めば簡単に解決できる。
全てお金の力で。しかも他人の。
塵も積もれば。
お金の使い方は大人になっても変わりづらく、
消費と意識せずお金を使ってしまう人は
泥沼にはまってしまうケースもあります。
今のうちから、お金の大切さを教える、
お金の教育も大切にできるといいですね。
では、また次回の更新で。