【2017】「はい」の使い方 | ZENT進学塾

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こんばんは。

ZENT進学塾の坂口です。


今日は「はい」という言葉についてです。

いろんなシチュエーションで使われますね。

 

 ・相手の言葉を肯定するとき

 ・やりたい、やりたくないを示すとき

 ・理解したことを示すとき

 ・相槌を打つとき

 

本当にいろんなときに使います。

私たち講師も生徒に『はい』『いいえ』で

答えられる質問をして、授業の理解度を

確認する場合などがあります。

 

 

 

しかし最近、私はもうひとつの『はい』の

使い方を思い知らされました。それは

相手の言葉を流すための『はい』です。

 

私の言葉すべてに『はい』と言います。

だから、最初のうちは指示を理解してくれて

順調に進むものと思っていました。

しかし、そんな現実は違いました。

 

『はい』と言っておけば、波風が立たず

物事が勝手に過ぎ去って行ってくれると

考えているのです。

 

お互いが対等な人間であることに敬意を

払っていない、もしくは流すことが普通で

悪いとすら感じていないのでしょう。

 

 

 

私は、この話し方の原因の一端が

体育会のノリにあると考えています。

年長者や先輩の言葉は絶対のもので

有無を言わせず『はい』と答えさせる。

 

この子はずっと野球に打ち込んでいる子なので

この生活を長期間過ごしているうちに自然と

身についてしまったことが原因と推測しています。
(もちろん、他にも原因はたくさんあるのでしょう)

 

 

 

私はこの子の学力を伸ばす以上に、この言葉の

使い方を直してあげる方がよほど人生にとって

有意義だと確信しています。

 

本来、『はい』というのは自分の意思を示したり、

相手への理解を示す、素敵な言葉です。

どうか、素敵なまま使ってくれるますように。

 

 

では、また次回の更新で。