こんにちは雪月 剛(ゆづきごう)です。

 

  よろしくお願いいたします。


今日は2021年4月3日(土)。

 

 いつも通り今朝 「 雪月剛のブログ 」 を開いたら

アメバさんより

 昨年2020年の今日と同じ4月3日付の 「リブログ」 が届いていました。


このところ連続のリブログですが、その内容は、

 現在の社会情勢と何ら変わっていない、 道理の 全く 外れた

情況を衝(つ)いている記事――――

 

 全部、描いても描いても書き足り〈 切れ 〉ない現実のできごとです。


それではリブログを~~~

 

テーマ:
 

雪月 剛のブログ68 ノンフィクションシリーズ52

こんにちは雪月 剛(ゆづきごう)です。

 

  よろしくお願いいたします。

 

昨夜、

 2020年4月2日(木)19:57~21:48のこと、

民放局、東海テレビ(フジテレビ)の番組

 

 奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!

    現代日本で本当にあった恐怖SP 

  戦慄(せんりつ)!現代日本が抱える闇(やみ) 』 

 

を偶然に点(つ)けていました。     


 私は資料を調べていたことと、 家族が集まってきたのでテレビを消そうと

番組を見やったら、どうやら冤罪事件を扱っている風でした。

 

 昔、実際にあった事件をドキュメンタリータッチでつくってあったのです。

  (番組を視聴していたお人には何の説明も要らないと存じますが---)

 

苦虫を噛み潰したような気持ちになる官僚のお人たちも

 日本国には結構おられるでしょうが----------


実際にあった事件に擬(なぞら)えてあるとは雖(いえど)も、

 俳優たちがご本人たちの代わりに演じているのです。

 

ましてや、それも長い年月の事件をたったの2時間ばかりに短縮して仕上げるのです。

 多少の大袈裟や誇張があっても仕方ないのかも知れませんが、

実質的なところは的確な描(えが)き方をしていたと存じます。


 刑事部屋の取調室で刑事係長(警部補)役俳優が 

 結局は、完全なる冤罪被害者 》 

  怒鳴り上げるシーンがありますが、

 

私も刑事課の取調室で雪月養魚場連続襲撃事件担当の

 実際の刑事係長(警部補)と話し合っているとき、

 

他の取調室より100パーセント取り調べ中であろう

 刑事の怒鳴り声が筒抜けに響いて来て、

私と話し合い中の刑事と一緒に苦笑いをしたという、

 

 まるでお笑い話ですが、笑うに笑えない、

実際の声を耳にしたりしていますので、

 俳優の演技もあながち誇張だけともいえません------------

 

私たち家族の目が釘付けになってしまったのは、

 真犯人が捕まって、明らかに、冤罪事件であり、

 

無実の人間が罪に貶められてしまった

 完全なる冤罪被害者と判ってからの、

 

警察を筆頭に、

 裁判官を含めた日本国官僚たちのシーンでした。


 番組の事件は、真犯人が捕まったから

冤罪者は救われました。


 だがしかし、もしも、真犯人が捕まっていなかった

と仮定をすれば、

 そのまま永遠に、犯罪者の汚名を被ったままの人生で

終わるところだったのです。


 しかし、犯罪者ではなかったという汚名だけは、タイトル通りの真さに奇蹟

《 天の救けか!? 

   いいですか、あくまでも、天の救けであって、

 人間が救けた のではないのですよ!! 

 

事件の結果は、番組でやっていた通りなので

  内容の説明は省かせていただきますが-----

 
私がいつも問い懸けている、

 日本国家で唯一捜査逮捕権限を所持するモデルのお人の

冤罪事件関係者は 

 

 《 冤罪者が獄に繋げられている間 》 も、

のうのうと暮らしているのです。

 

 彼ら全員、その姿は裁判が終わってから以降もですよ、

と私はいいましょう。

 

 結局のところ、すべてが他人事なのです――――

 
冤罪被害者、犯罪被害者、形、立場は異なっていようとも、

 彼らの理不尽不条理極まる

対応の仕方の本質は全く同一なのです。


 一緒に番組を視聴していた私の息子など


『 消してくれテレビを! 観ていると反吐(へど)が出そうになる!

    ヤツらに唾を吐き掛けたくなる!

  折角の家族団欒が台無しとなる、 ほんとうに不快だ―!! 


娘もでありますが、特に息子は、裁判所や刑事課部屋を、

 私とよく訪れ 立ち合った経緯に拠り、

彼らの実態 総てを見せ付けられている所為なのです。


 番組では、桶川ストーカー殺人事件にも少々触れていましたが、

下段記載、拙著 『 告発―日本国民に告ぐ 』 でも少し記しています処の、

   何ともやり切れない

 

 不愉快な事件、

 ネット、ウキィペディアよりの引用をここに少々させていただきます。


桶川ストーカー殺人事件--------

 場所

 日本の旗 日本・埼玉県桶川市 東日本旅客鉄道(JR東日本)

高崎線桶川駅西口

 

 日付

1999年(平成11年)10月26日

12時50分 (日本標準時)

 

 概要

 

被害者女子大生の交際相手だった男Aが、交際を絶たれたことを逆恨みし、

 兄たちとともに被害者に対し、ストーカー行為を繰り返した。

その後、被害者側が埼玉県警察に届け出るも、

 県警はこれに対し、必要な措置を取らなかった。


10月26日、加害者らが共謀の上、桶川駅西口で被害者を刺殺した。

 ジャーナリストの佐野眞一は、多くのマスメディアによる報道姿勢を

次のように批判した。

 

 この事件を大メディアはどう報じたか。警察情報を垂れ流しするだけだった。

とりわけテレビのワイドショーでは、非常に残忍で憎むべき事件だが、

 殺された(被害者)にも問題はなかったか、

 

という論調の番組を毎日のように流しつづけた。


 それによって、つき合っていた男友達に現金をねだったり、

ブランドもののプレゼントをせびる、

 といういまどきの女子大生というイメージを彼女の上に付着していった。


ところが、それは全部警察がでっちあげた

 虚偽の情報だった。


メディアは警察情報をなにひとつ検証することなく、

 (被害者)の人格を傷つけていった。

 

(被害者)はストーカーの男たちによって殺害されたばかりか、

  メディアという名のストーカーによって、

 

今度は耐えがたい汚名を着せられていったのである。

 

 『 メディアの権力性 』 「 報道と権力をめぐる

対峙と癒着」 より。斜体括弧部分は本記事編集者による改変。


 警察への追及


2000年1月12日発売の『 FOCUS 』第3号において、

 「 桶川女子大生刺殺 『 主犯 』 を捕まえない

 

埼玉県警の 『 無気力捜査 』  事件前の対応から問題 」

 という記事が掲載され、

追及の矛先は犯人グループから新たに上尾署の捜査状況に向けられた。


この記事では被害者が一連の被害申告をした際の

 警察の対応や、

 

警察から被害者への告訴取り下げ要請の

 事実が書かれていた。

 

犯行グループの容疑に「 名誉毀損 」が加えられ、

 新たにAが同容疑で指名手配されたのはその4日後のことであった。


さらにその翌週の 『 FOCUS 』 には、Aの指名手配が遅いこと、

 その容疑が殺人ではなく「 名誉毀損 」であることを

さらに批判する内容が掲載される。

 

 

ここで、

 小室直樹博士のご遺作 『 日本人のための憲法言論 』、2006年、集英社、

より一言だけ引用をしておきます、


こんなことを言うと、みなさんはびっくりするかもしれませんが、

 今の日本はすでに民主主義国家ではなくなっています。

いや、それどころか近代国家ですらないと言ってもいいほどです。


憲法という市民社会の柱が失われたために、

 政治も経済も教育も、

そしてモラルまでが総崩れになっている。

 

 これが現在の日本なのです~~~~~


 
 

 続けて引用-----

 

前回のブログ、「 ボウフラも知らないこどもたちへ 」に使用した―――

 小室直樹博士の貴重なご遺作 『 日本国憲法の問題点 』 集英社。

2002年よりの引用をもう一度―――

 

最近では、半世紀前に

 日本がアメリカと熾烈(しれつ)な戦いを繰り広げた

ことなど、

 ちっとも知らない若者さえいると言うが、

 

 これも驚くには当たらない。

事実、今の日本は

 

 アメリカの五十一番目の州になりたがっているくらいなのだから、

そう思うのは無理もない。

 

  民主主義教育、民族教育が行われないから、

政治家も官僚もますます堕落(だらく)した。


 政治家は

「 国家のためには命を捨てても惜(お)しくない 」

 とおもわないから、大胆な改革など行えない。

 

官僚に反抗されたら、へなへなと腰砕(こしくだ)けになる。

 

 その官僚もまた

「 自分たちは国家、国民への奉仕者である 」

 

 という観念がないから、

国民の税金から出た機密費を流用しても、

 

 良心の呵責(かしゃく)を覚えない。

 

自分たちの安楽こそが最優先で、

 天下り先の特殊法人を守るのには熱心だが、

 

血液製剤で国民が死のうと責任を感じなくなってしまう。

 

 さらに付け加えれば、戦前には「 お国のためにならない政治家 」 を

暗殺する右翼や、国家権力に実力で対抗しようと考えた左翼が存在したが、

 そうした勢力は右も左も消えてしまった。

 

以上です。

 

 『 奇跡体験!アンビリバボー誰ひとり信じてくれない!

    現代日本で本当にあった恐怖SP

  戦慄!現代日本が抱える闇 』 

 

といい、 桶川ストーカー殺人事件、 といい、 

 雪月養魚場連続襲撃事件といい、

 

〈 国家無答責の法理 〉 は、いまも確かに活きている

  としかいえない!?

 

新型コロナウイルス禍が、 日本国民を守らなければならない任務である筈の

 日本国官僚たちが、

 

警告を発しておられる大先達たち言論そのままに当て嵌まる様相を、

 

 奇跡的に、 現在(いま)、

その姿をはっきりと見せていますが――――

 
  ノンフィクションシリーズ53へと続きます------


 2020年4月3日

           雪月 剛(ゆづきごう)

 

本名で描いた拙著第一冊目の本です、ここに記載しておきます。

 

 

リブログは以上です、

        どうもありがとうございました。