こんにちは雪月 剛(ゆづき ごう)です
 
   
  ㉕に続く、ノンフィクションシリーズ㉖です。

いつもと同様、要所と思われる箇所は、紺色ないしは黒色の大文字か斜体文字にしておきます。

 

  どうぞよろしくお願いいたします。


 では-----------


 政治家についてのお話、 続けて-----------


既に、先述をしている、政令指定都市、名古屋市市議会議員U先生(市議長歴任)のお名前を

  ご本人了解の上で拝借をして、

 

[ 幾多の国務大臣経験者であり、それも副総理の席までを務め、否、もっと言うならば、

  総理大臣になっていたかも知れぬ文字通りの日本国のリ―ダ―のお一人(SS代議士とは全くの別人)。


  また、社会的に大変有名な作家でもあり、

  元東京都知事のご親友だともマスコミらで聞いている--------

 

現在(いま)では、 自ら政界を引退されておられるところの、 

 当時はバリバリの現役であった、 中国地方、広島県出身衆院議員代議士KS氏 ]

 

 の「広島本拠地事務所」に直接の電話連絡を取らせていただいております。


少しばかりヤヤコシイのですが、KS代議士広島本拠地事務所への電話番号は、事の概要をお話した上で、U名古屋市議会議員先生に教えて貰ったものです。

 

 『 私が電話連絡を執ってみましょうか 』、とは 仰ってくれたU先生でありましたが、

KS代議士に限っては、 誰か他の政治家の手を経ず(借りず)に私独自で連絡を入れたかったのです。


大それた行為かも知れないのですが、その理由(わけ)は、

  この日本国の総理総裁にもなろうかとしているKS代議士が、

 

全く面識も何もない この私に対し、 どのような反応対処を示されるのであろうか、 と、

  多くの政治家に失望しッ放しの私には、

本音で本当のところを 何よりも識りたいという 強い念(想い)があった所以からに他なりません。


結論より先に申し上げてしまいますと、

  結果は、 何はなくとも 

全くの〖 なしの礫(つぶて) 〗 で、 終焉(しゅうえん)!!-------


 当時は、日本国総理総裁の椅子さえ騒がれているKS代議士でした。

 

 喩え、U市議会議員先生のお名前を拝借したとしても、 顔も見えない、

何処の馬の骨か全く不明の私の電話など、 まずは玄関払いかなと覚悟をしての連絡でした。


U先生に教えられた番号通りに電話が繋がりました。 

   電話に出られたのは中年かと思(おぼ)しき女性でした。

 

その女性より、 KS代議士へと繋ぐお話をすることのご了解をいただいたので、

   私が陳情をしたい、 「あらまし、概要」 のご説明をさせていただきました。


そして、説明が終るにあたって念のために、そのご婦人のお名前をお訊きしたところ、

 KS代議士の奥様だと分かったのです。


「 生憎(あいにく)と、今日は事務所に誰もいなくって、それで、たまたま私が来ていたのですよ 」   ということだったのです。

  『 主人には必ず伝えておきますからね 』 のご返事でした。


それから暫くの時を要していたので、〖 やはり、なしの礫(つぶて) となるか? 〗 と思い始めていた頃、

 KS代議士本拠地、広島事務所の秘書だと名乗る、 まだ若く真面目そうな話しぶりのKという人物より、突然の連絡が齎(もたら)されました。


『 大変に困っておられるご様子だから、 何とかお力になれるように話を聞いてあげなさい、

   と、 先生の方より申し付けられました。

 それで秘書の私が、 まず連絡をさせていただきました。  私はKと申します。 』 

 

 と K秘書というお方(かた)からの申し出でした。


双方、そこで、電話でのやり取りではありましたが、

  ほぼ小一時間ほどに亘り、まずは、〖 私たち陳情の概略 〗 を説明させていただき、

 

その上で、KS代議士の政治に対する真摯(しんし)な姿勢のお話も、 K秘書氏より

 承(うけたまわ)りました。

そのお話の中で、 K秘書氏ご自身の心情進路に 、KS代議士先生のその真摯な姿を見て 

 

『 自分はKS代議士を心から尊敬しいて、 それで秘書を務めさせて貰っているのですよ 』 

   というような個人的打ち明け話までをしていただいているのです。


説明の終盤に来て、K秘書氏が、

 

 KS代議士先生に報告するに、 私が今、 こうしてお話を伺っているのですが、 

   あまりにも多岐に渡り事件が絡んでおり、

  また、お話の奥がとても深過ぎ、 ちょっとやそっと聞いたって、 とても解り切ることが出来ません。

  
  もしも、もしもですね、 そちら様に、 分かり易い資料等があって、 もしこちらに送って下さるようなことが可能なら、

  是非とも送っていただけませんでしょうか。


 私がシッカリと把握をし、 必ずや、先生には間違いもなく報告をさせていだだきますので--- 』 

と、こんな遣り取りがあったのです。


K秘書氏の話を受けた私は、 当然に、手元においてある、 諸事件に関する大変に重要と思われる資料を早速コピ―をして、

 広島在、KS代議士事務所、K秘書宛てに手紙を添え、 即 お送りしたのは言うまでもありません。


ですが、その後、 いつまで待っていても連絡の来ることは全くありませんでした。

 

お相手は、国を背負って立つ(司っている)お立場のお人です。 

  私のような一小市民が迂闊(うかつ)には動けません。

私は待ち続けました。  でも、いつまで経っても 何の連絡も来ませんでした。


 複雑多岐に亘る私の資料を考慮し、 それでも私はその後に、 二か月近くを待ったと思います。

電話ではありましたが、 K秘書氏はご自身についてさえ語られ、 そして小一時間ほども話合ったという、  そのK秘書が、 結局は 全くの音沙汰なし。

 

〖 待つのも 最早これまでだな 〗、と決意したところで最後の手段として、 KS代議士宛てに直接の手紙 (コピーを活字変換、拙著に掲載---) を書くことにしました。

 

綴った内容は、拙著 『 欺瞞だらけの日本 』 において既に著わしていますので、

  ここでは 割愛 をしてゆきますが、


直接の手紙を送って以降、ご多忙を極めていると思われる KS代議士のお立場を配慮、

  またもや二か月ほどを待ったかと記憶します。

 

だが、自分の秘書K氏に 自ら < 指示 > を出したという、 

 そのご本人自身すら 何の音信も 全くないまま---------

冒頭で、 先に結論より申し上げた、文字通りの 〖 なしの礫(つぶて) 〗 となった次第です。


 良いも悪いも、何もありません。   

 

ア―、ス― も-------- 

 ただ ただ、唯の < なしの礫(つぶて) > !


  失望 !! 

 の一言(ひとこと) 残るのみ !!


 前以てのお断りをさせていただきますが、

私独りの願い事が聞き容れられなかったからだけの、 ただの失望では

  決してありませんので------------


KS代議士への手紙にも書いていますが、 チョット見 軽率粗野に映るところが 

 KS代議士の野性味溢れるところの魅力、

    さながら、昔々の力強い野武士のようなお人柄を想像をして、 

 せめてKS代議士だけでも、 と----------------------


 《 少しは、 人間の悲哀が通じる政界のお人なのであろうか 》 と、

   いっときを期待をしたのですが、 それは結局、 ただ私の勝手な願望に過ぎなかったということで---------------


以上、お話したような現実の結論が出されてしまったからの 

  失望!!でした。


 ここまでのお話だけでも、 政治家の実態を垣間見せるに十分な場面ですが、 

   もっと衝撃的な話にも繋がって来るのです。


         ---------以上、ノンフィクションシリ―ズ㉖

                        続きはノンフィクションシリ―ズ㉗へ--------


2019年12月21日

                 雪月剛(ゆづきごう)