こんばんわ。
ガチャで当たった<ハロウィン四葉ちゃん>
このイベは先日終了しました。
今回イベの限定ガチャで当たった<お姫様五月ちゃん>
和服(振袖)着てます
11/3から始まった 『ごとぱず』お姫様イベの前半パ-トレビュ-。
戦国時代にタイムスリップした五つ子ちゃんとフータロ-
五つ子ちゃんはとあるお城のお姫様と言われ、結婚相手を決めるようにと。
1話から。
数分前 俺は確かに五つ子の家のリビングにいた
いつもと違ったのは五つ子は誰もおらず
テ―ブルの上に古い本が置いてあったことだけ・・・
タイムスリップは突然起きます。
『戦国自衛隊』=私的には<1549>はお勧めしません。陸自の現用装備が見れるだけの
作品です=では、演習地に向かう途中 補給地の海岸ごとタイムスリップしてしまい。
この作品では防衛省(自衛隊)の撮影協力が得られなかったため 戦車などの装備品は
多額の予算をかけての自作になりました。もしくは民間の払い下げ品とか。
確か題名は『五人姫の嫁入り』だったか
あの本に触れた途端意識が途切れた・・・つまり今の状況は・・・夢の確率が高い!
「私たちも数時間前に気づいたらここにいたの
確かにリビングにいたはずなのに・・・」
「図書室で面白そうな本を見つけたからフ-タロ-が来るまで読もうと思って
開いたところで記憶が途切れてる」
「最初は夢かと思ったのですが 夢にしてはあまりにもリアルすぎて・・・」
「急に周りから『あなたたちはこの城のお姫様です』って言われて困っちゃったよ」
「しかも今日 候補の中から結婚相手を決めなきゃいけないんだって」
「元の世界で私たちが行方不明だと騒ぎになっていないといいんですが・・・」
「明らかに夢だろ これは・・・」
「急に結婚とか言われても困るし
『試練を乗り越えた人としか結婚したくありません』って言って出てきちゃったんだよね」
「かぐや姫かよ」
「どうにかここから脱出できないかと城の周りを散策していたところで
上杉君を見つけたんです」
「大事な日だからって監視されてるし・・・自由に動き回ることも難しいの
こんなんじゃなにもできないわ」
「見回りの人も多いですし ここもすぐ見つかってしまいそうですね
どうしましょう・・・」
「だから あんたが私たちの願いを叶えて結婚相手になればいいのよ
そうすればもう求婚されることもないし」
「さっき言ってた結婚ってそういう意味かよ!」
「おいっ お前! 何者だ! 姫様たち! お下がりください!」
この時代では余所者のフ-タロ- 家来に見つかってしまいます
「あ・・・ 見つかっちゃった・・・」
「このままでは上杉君が捕まってしまいます!」
「え え-っと・・・そうだ! 彼はお婿さん希望者です!」
四葉ちゃんが機転を利かせ
「そうそう この方しかいないと私たちが見初めました!」
「最初にこの人に試練を受けてもらいたい・・・」
「さようでございましたか! これは失礼しました」
「まだ試練を受けるなんて言ってないが!?」
この場を乗り切ったフ-タロ- あまり乗り気ではないようで
「ぐだぐだ言わないの!
とりあえずあんたが試練をクリアすれば時間が稼げるんだから」
「この時代の結婚の準備って元の世界より時間がかかりそうだし
その間に戻り方を探そうよ」
「もしここで私たちが知らない人と結婚する羽目になったら
元に戻るチャンスもなくなるかもしれないのよ」
「全員揃って卒業するという目標も叶わないかもしれません・・・」
「あ-もうわかった! やればいいんだろ!」
「最初からそう言えばいいのよ まずは・・・私たちは5人でひとつなんだから
5人で一人を選ぶってわがままを通しましょ」
「そうですね 求婚者には1人1つずつ・・・
全部で5つの願いを叶えてほしいと伝えましょう」
「そんな無茶通るか!?」
五つ子がどう言ったのか無茶が通り
5人の姫と結婚する婿候補として試練を受けることになった
<一夫多妻制>が制度として残っている国は海外にはまだあるとか
1人の女性とお付き合いするだけでもなかなか大変です
「最初は二乃の試練か・・・」
「私の願いは『私がほしいものを当てること』よ あんたならできるわよね?
結婚相手は私のことを何でもわかってくれないと」
「はぁ!? なんだその試練!」
とりあえずそれっぽくしてるだけかもしれないが・・・
時間稼ぎにしては妙に難しそうな試練だな
「挨拶に来てくれた求婚者の人たち 小判とか宝石とか
いろんな贈り物を持ってきてくれてたけど・・・」
「たしかに豪華な贈り物ばかりだったわ
でも私がほしいのはそんなものじゃないから」
「ヒントをくれ」
二乃のやつ 寂しそうな顔しやがって こっちも真剣にならざるを得なくなるだろ
そうか 二乃は姉妹の中で特に家族を大事に思ってる 二乃の望みはきっと―――・・・
「一花 三玖 四葉 五月 ちょっといいか」
4人に呼びかけるフ-タロ-
「・・・何するつもり?」
4人の手を取り 二乃の手の上に乗せる これは俺から五つ子へのメッセ-ジだ
「お前の願いは『元の世界に戻っていつもの
5人で過ごす日常を取り戻すこと』だろ?」
二乃がこんな状況で宝石やら小判やらを欲しがるとは思えない
困難な状況に陥った時 姉妹たちの無事や元に戻ることを望むのが二乃だ
「正解は5人じゃなくてあんた含めて6人ね でもオマケで正解にしてあげる」
「このまま帰れないとパパにも心配かけちゃうし 早く帰らなくちゃ」
「ああ 俺も元の世界に戻りたい」
「それじゃあ 二乃の試練クリアで第一関門突破ってことで!」
「やりましたね上杉さん この調子でどんどんクリアしていきましょ-!」
「次は私の願いを叶えてほしい・・・」
フ-タロ-が次に受けるのは三玖ちゃんの試練
「ここはたぶん戦国時代・・・つまり 弱いと生き抜けない
私の試練は『強さを見せること』にする」
「はぁ!?」
おいおい 刀を持った家来まで出てきたぞ まさか1対1で勝負しろってことか?
「ご安心ください 本物の刀ではなく木刀です 婿候補殿もお持ちください」
「打ち合いなんてできないぞ?」
「フ-タロ-にヒントをあげるね
戦わずして勝ちを得るのは・・・って豊臣秀吉の言葉」
「待てよ その言葉ってたしか・・・」
三玖に勉強するよう説得したとき 歴史の本を嫌ってほど読んだ その時に見た言葉だ
俺は三玖の意図に気づき 試合開始前に木刀を地面に投げ捨てる
「俺は無駄な争いは好まない!」
「何を馬鹿なことを! 婿候補殿は勝負を捨てるおつもりですか?」
「お前は丸腰の相手に刀を振るうのか?」
「くっ・・・それは」
「そんなことこいつらは望んでない・・・」
「優秀な家来ならそれに気づけるはずだ」
よし 家来は納得いかない顔をしてるが 三玖は満足そうだ
「・・・私が求めていたのは武力だけでなく 自分にとって最善の道を選べる人・・・
そう 彼のように」
豊臣秀吉が残した言葉は 『戦わずして勝ちを得るのは良将の成すところである』
「 無駄な争いを避けることも
強くあるためには必要なことだ」
「・・・うん 私もそう思う」
こうして俺は三玖の試練もクリアすることができたのだった
前半パ-トと後半パートのあいだの<五つ子戦国時代>のSS
「戦国時代に生まれてたらどんな武将になりたい?」
「う-ん・・・民のことを考える武将でしょうか」
「なら私は 弓が得意な武将!」
「私はみんなに演技を教えて 諜報活動が得意な忍者をいっぱい召し抱える武将とか?」
「私は貿易とか特産品を頑張って 美味しいものがいっぱいの国を治める武将になりたいわ」
「三玖は?」
「私は・・・兵糧攻めが得意な武将・・・」
「ピンポイント・・・!」
以上、『ごとぱず』お姫様イベ 前半パ-トレビュ-でした。
この続きは後半パートで。
今日はここまで。
でわまた。