【書評】 投資脳 一生お金に困らない頭を手に入れる方向

【書評】　投資脳　

   一生お金に困らない頭を手に入れる方向

著者　  上岡　正明

監修　　藤山　勇司

発行    2023年6月

出版社　株式会社　すばる会

目次

はじめに　　

第1章     お金も時間も自由自在になる「投資脳」

投資脳で人生のほとんどは好転する

　・投資脳があれば、あなたの資産価値が上がっていく

日本人の最強の武器こそ「投資脳」である

　・農耕型と狩猟型のいいとこ取りを目指せ

世界は「誰かの投資」でできている

　・投資にアレルギーを持つことは、世の中をしらないということ

まずは投資家リテラシーを磨け

　・金融リテラシーと投資家リテラシー

すべての人が投資家になる日本が良くなる

　・いまこそ私たちは変わらなければならない

第2章     消費脳から投資脳へ、頭をつくりかえろ

すべての人が投資家になる日本が良くなる

　・思考停止状態になってはいけない

１分１秒ごとのリターンを競え

　・１００万円かけてようやく基礎のA君、１か月で成果を出したB君

同じ時間を使うなら、投資リターンの大きいほうを選べ

スキルのキャッチアップは、全て無料が当たり前

　・動画編集スクールに通わずとも登録者２２万人ユーチューバーになれる

成長スピードにフォーカスせよ

　・課題を探すな、答えを見つけろ

本当の最適解は、今はまあわからない

　・「ベター」を積み重ねていこう

望む結果＝効果性×効率性×投資リターン

　・投資脳と消費脳、９つの違い

第3章     投資脳をインストールするため知っておきたいこと

投資脳の成長を決める４つのコア

　・知識だけでなく行動こそが命

「投資にまわす貯蓄がない」の根本的な誤り

　・「浪費」を削って、「投資」にまわす

脳科学的に見ても、人はそもそも臆病な生き物である

　・日常のルーティンをあえて崩せ

コンフォードゾーンからストレッチゾーンへ行こう

　・違和感こそ、成長の証

第4章     「学び」と「お金」は切っても切れない

大人の学びに順序がある

　・脳の順序を利用する

相手から学ぶ姿勢を持つと、学習効果が倍加する

　・人から学べる姿勢は、あなたの時間を増やしてくれる

１のインプットから１００のアウトプットを生み出せ

　・問題意識の数だけアウトプットを生み出せる

人をやる気にさせる９９％の人が知らない鍵

　・成長マインドセットの手に入れ方

人生の戦略設計図を描こう

　・落書きからはじめればいい

「ながら耳額」

　・インプットには極力時間をかける

Column　　環境は、いつだって変えられる

第5章     勝ち続ける投資家は、いつも何を考えているのか

投資いなければ、機会損失になる

　・行動にスーパードライブをかけよう

10回やって1回成功でOKというマインド

　・さっさとやって、早く失敗したほうの勝ち

未来の分岐を数値化しろ

　・私たちが持つ４つのアセットクラス

投資家の時間の使い方

　・５億円稼いできた私の朝の黄金ルーティン

投資家になったつもりで夢を見ろ

　・仕事の結果＝能力×姿勢

お金の不安を解消する方法

　・あなたの１０年後の資産価値は、いくら？

第6章     倍速で「頭脳資産」「経験資産」「金融資産」増やす１０のポイント

一生牛合わない資産を手に入れろ

　・３つの資産を積み上げない限り、おぁねの不安は消えない

POINT1  「あなたはすでに立派な投資家である」と知る

　・壺ごと変える視点を持て

POINT2  できるだけ長く、楽しみながら、ばりばり働く

　・本当のお金持ちほど、よく働く

POINT3  支出を４つに分ける

　・投資詐欺にご用心

POINT4  複利でチャンスを増殖させる

　・ビジネス複利力が人生を決める

POINT5  成功も失敗も資産化する

　・失敗もむしろ勝ちになる

POINT6  目的を持たない損失額を負債計上してみる

　・機会損失を極力減らし、未来の可能性を広げよう

POINT7  金融投資（とくに株式投資）をおこなう

　・株式投資のほうが、初心者にはリスクが少ない

POINT8  お金の入り口を増やして、あなたの損益分岐点を下げる

　・「お金が減らなくなる感覚」を手に入れる

POINT9  人と群れずに、良質な学びを続ける

　・惰性のつき合いは切りなさい

POINT10  「睡眠」「運動」「食事」で健康管理をする

　・軽い筋トレとバランスのいい食事も欠かせない

Column　　１０年前の「１０年先宣言」

第7章     一生お金に困らない人になる「投資脳」を磨く習慣

自分のイメージは常に高く持っておこう

　・成功のイメージを可視化して脳に刷り込む

いつも「次の壁」「次の壁」とロックオンして、インプットしよう

　・チャレンジしては、打ち破る。その繰り返し

波の乗ろう

　・集中力を発揮する方法

「1地番苦しかったとき」の気持ちを忘れないでおこう

　・常に最高の投資家たれ

おわりに

【所感】

　 投資家的思考の投資脳になるためを解説しています。投資というとお金の投資（株や不動産）が真っ先に思い浮かびまさすが、本書では金融資産だけではなく頭脳資産、経験資産を増やすためにこそ投資脳が必要であるとしている。繰り返し述べていた行動することの大切さ。インプットばかりではなくアウトプットも増やしていきたいと感じた。