交通事故の影響から、記憶が弱くなりました。
その影響からか分かりませんが、仕事に躓いており、大変苦しい日々を送っております。
休日の日。
映画を観ようと思って、出かけたのですが、時間を間違えて記憶していたことに気が付き、めちゃくちゃ落ち込んでいました。
自分が許せず、どん底の気分でした。
なんとか気持ちを切り替えたくて、寄った本屋で目に止まりました。
大丈夫、私を生きる。 著者:山川 記代香
思わず、手に取って読んでみました。
ページをめくる手が止まらなくなり、心が揺さぶられていました。
このときに、買えば良かったんですよね。
余っていたQUOカードが使える書店で買おうと思ったのが、大失敗。
QUOカードが使える地元の本屋で探しても、置いてありませんでした。
めちゃくちゃ、後悔。
違う本屋に行って、店員さんに聞いても在庫なし。
まじかあっ、あのとき買えば、良かった。
どうしようか。
あった本屋に戻ろうかとも思いましたが、どうせなら初版が欲しいと思い・・・。
メルカリで購入~。
なんとか手に入れることができました。
初版でございます〜。
この本は、家で独り、じっくりと読みたかったのです。
彼女の大変さは、正直、分かりません。
自分自身の強さについても、言及せず、周りの支えがあったから、乗り越えられたと記されています。
体育館に学生を集めて、自分の言葉で伝えたこと。
また、見守っていた母親との会話。
号泣しました。
また、ご両親や主治医から語られることもあり、支えるひとの心情も理解できます。
人のことを思いやることが、人を救うことができる。
よく分かりました。
最後に書いてあった言葉が、強く印象に残りました。
僕は、自分のなかに指針としている言葉があります。
これは「過去と他人は変えられない」という精神科医のエリック・バーンさんが仰った言葉。
その反面は「未来と自分は変えられる」ということ。
これは、とても大きく響きました。
何で分かってくれないんだろう?と他人に不満をぶつけるんだったら、自分を変えればいい。
同じように筆者が「未来は変えることができる」と記した言葉に、とても共感しました。
生涯のなかで、一番、強く心に残った本でした。