よく言われる事ですが、小津安二郎の「東京物語」を観ていて、これは、現代では、設定無理だろうと、感じた。
昔の長屋の数奇屋づくりの、襖で仕切られ、開放的な、昔の住まいでこそ、ローアングルでの、コンポジョン的な奥行きのあるショット。
季節はいつだろう?と感じさせる開放的で、奥行きののあるアングルと、
ポートレイトのような、後ろがぼやけて見せる、イコンのような人物像のショット。との対比。
完璧だなと、思うほどの、構成力。
そんな風に思っていたら、「東京物語」へのオマージュされた「東京家族」。
これも、コンポション(構成主義)で、現代の奥行きのない世界で、通じるのかと、思いましたが、セリフが、「東京物語」とかぶり、リメイクされていて、監督の力量に感服。「東京物語」を見終わったあと、「東京家族」を観ると、結構楽しめます。