私は今年に入って、起業してからの一番の学びを受け取った。



私以外の存在を、私の人生の操縦席に置いてはならない、ということ。



すごい成果を出している
たくさん知識がある
たくさんの人に信頼されている



そんな風に素晴らしく、魅力的な人に対して私は



「教えて欲しい」
「導いて欲しい」
「決めて欲しい」



そんなスタンスで生きていた。






自分の感覚で生きたいと思っているはずなのに



いざとなると私は
自分の人生の真ん中に誰かを置いて
自分の感覚を間違っているものとした。



だって…
大した結果を出せていない私は何かが足りていないから。



私は何かが間違っているから。



だから、誰かに決めて欲しい。
間違いを教えて欲しい。



当たり前にずーっと、そのスタンスだった。



その間違ったスタンスに気づけないまま突っ走った私は、今までできていたことができなくなり、自分がどうしたいのかもわからなくなり、パワーが消えていった。



それはそれは、苦しかった。



それでも止まらない私。w



家族にも迷惑をかけて、現実的に止まらざるを得ない状況になって始めて



「何かが、おかしい」と気づいた。


 
「私の人生、誰か次第」



いつも助けてくれるのは誰かで
望みを叶えてくれるのも誰かで…



私にはパワーがない。



そのスタンスでいた。
もう…ほんとうに痛い。



自分を信じて、自分で決めるって
一番望んでいたことなのに、一番怖いことだった。



でも、もう私には
それしか残されていないとわかったけれど。



誰かの選択で、私の人生が拡大しても
本当の意味で心が満たされず、自信を持つことなんてできなかったのに。



私がやりたいことをやる
私がなりたい自分になる



何を選ぶか
どこから始めるか
どこに向かうのか



全部、私が決めていい。



そこには何の理論も手法もなく
私が決める。



誰とも比べずに
私だけを感じて、決める。



それだけで、安心できた。
外側のものが消えていった。
パワーが戻ってきた。



この感覚が欲しかったんだよ。






自分の感覚で生きる覚悟



自分を見失って、ボロボロになるまで突っ走って
やっと掴めた感覚は、こんなシンプルなことだった。