前回までの記事はこちら→ 「私がコーチングをする理由 ~気付き~」
                 「私がコーチングをする理由 ~苦しみ~」



私がコーチングをする理由。

長丁場にお付き合い頂き、ありがとうございます。

前回、陰気な感じで終わっている・・・そわそわ。


さぁ、続きいってみよ!

 




私は7年目で配属になった最後の部署。


初めてやりがいを感じながらも、

心身ともにボロボロでした。


無理がたたって、倒れます。

救急車で運ばれて、ようやく

この仕事を辞めるということを静かに心の中で決めました。

 

 

 

しかし、実際いつどうするのかを決めることができなかった。




そうしている内に、私の部署は人事異動が重なり

私が引っ張らなくてはならない状況になります。

 


今、私が辞めると迷惑がかかる、職場の人に恨まれる…

そんなことを思って、辞めるタイミングを見失っていきました。



 

 

たくさんの仕事を引き受けているうちに

心の中は不満だらけに。


お昼の時間に一番不平不満を言っていたのは

ついに私になっていたのです。

 

 

 


そんなとき、ある方のコーチングを受けます。

これが人生の転機。

 

コーチングを受け始めた時のテーマは

将来的には退職したい、でも今はとりあえず職場の環境を良くしたいというものでした。



今すぐ、退職できる状況ではないと思っていたので

どうにか続けられるように環境を整えたかった。




しかし、コーチングの質問によって

自分の思いや願いに意識を向けた。

私の退職への思いは強く抑えきれないものなっていきました。



今までスポットライトを当てられることがなかった私の気持ちが

どんどんどんどん溢れ出してくる感覚でした。

 



この仕事はいやだ!


愚痴なんて言いたくないの!


私は毎日楽しく過ごすことが好き!


私は、縛られない自由な生活が好き!

 


 

私、こんなわがままなことを思っていたのか。


そうか、これが私なんだな・・・




今まで認めてはいけないと思っていた心の声を

認めたことで、私の心はとても自由になりました。


 

コーチングを勉強したい!そう思うのに時間はかかりませんでした。

自分のやりたいことを認めるなんて、過去の私なら考えることはできなかったのに。



コーチングがあれば、私も私に関わる人々も

自分の気持ちを大切に、自分らしく生きていける!


そう思いました。

 


私は、もともと人の話を聞く事が大好き。

ただの私の特性だと思っていたけれど

やりたいことって、こんなにも近くにあるものだったのです。

 


 

 

ついに退職を申し出ました。

9年目になっていました。


初めて仕事に違和感を感じてから、5年が経っていました。

 


退職を申し出たその日の夜から、何人もの方に私の顔が変わったと言われました。笑


自分でもわかります。

何て言うか、毒素が抜けた感じになったのです。サウナの後、スッキリ!みたいな。笑




退職が怖くなかったかと言うと嘘になります。

でも、自分の気持ちを見ないフリをしていた時の方が

よっぽど怖かった。

 

 

コーチングを受けてから気付いたことは


私は仕事を辞められない理由を他人のせいにしようとしていたこと。

私は人に良く思われたくて、嫌な仕事も引き受けていたこと。

今いる場所も、やっていることも、全て自分で選んでいるということ。

人を幸せにしたかったら、自分を先に幸せにしないといけないこと。


もっとあるんですけど、書ききれない!


 

これから辛いことがあっても、自分の好きなことのためにする。

私は自分のために生きていく!そう決めたのです。




初めて、これが生きるということかと感じることができました。

 


つづく。

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