note更新しました。
開成から東大へ進学し、25歳からテニスを始めたプロテニスプレーヤー、市川誠一郎さんの講演会に参加してきました。
もう、すごく良い、良すぎた。
オンラインもあったので、会場に来ている方はとても少なかったんですが、朝早く子ども放ったらかして来た甲斐があった。
はりきって一人何回も手を挙げて🙋♀️質問してしまいました。
帰宅して、気になって公式で出ている生年月日で勝手にホロスコープを見させてもらったんですが。まー、びっくりするほどお話とかぶるんですよ。
もちろん出生時間が分からないと、分からないこともあるんですが。
知識やコミュニケーションを司る水星が、白か黒、0か100、再生か破壊を司る冥王星とタイトにオボジション。またその場所も、これ以上ないくらい強く出るところにある。
それが何を意味するか。
やると決めたら、生きるか死ぬかというほどに、徹底的にしないと気がすまないということです
受験勉強をすることで席が前になり、クラスが上がる。
全国模試で上位になることで名前がのり、もっと上がると名前の文字が大きくなり、さらに上がると写真がのり、しまいには表紙になる。
このように扱いがどんどん変わり、レベルが上がっていくことに、eスポーツのようにのめり込んでしまったのだと。
自分より頭のいい子はどんな勉強を何時間しているか聞いてまわり、彼らよりも勉強をする。
しまいには勉強やめろと親に止められてもやり続ける。
でも、入学して気づいてしまったんだそうです。
同級生たちは、大企業に就職したいとか、お金をたくさん稼ぎたいとか、弁護士になりたい、医者になりたいといった理由で開成に来ているのに、自分は何も考えていなかったということに。
じゃあ何で勉強するんだろうと考え、そこから、中学三年から音楽を始め、音楽で生きていこうと決め、そのために時間をムダにはできないと一秒も勉強しないと決める。
東大入学してからも一切勉強せず、就職活動もすることなく、フリーターとなり音楽を続けるものの、パリへ留学に行く直前となり、迷いが生じたのだといいます。
音楽では目に見えるような、はっきり人が分かるような白黒がつかないことに。
そこから、「白黒はっきりつける」ことを追い求め、それがはっきりするものは何なのか頭で考えた結果、それはテニスだ、と。
そこからプロになるべく競技テニスを始めた…と。
これね、
まさに水星と冥王星のオポジションだと思います。
三区分、四区分ともに、コツコツ何かを続ける不動宮と地の性質をかなり強くもってらっしゃって。逆にいえば、他が弱いから、こんなふうなはたから見たら大変な生き方になるのかなあ、とか。
他にもいろいろあるのですが、まだまとまらないのでそれはまたいずれnoteにでもしますが。
何なんでしょうね、運命って。
それぞれ引き寄せられてしまう、個別の強力な磁場みたいなものはたしかにあるのだろう、と感じます。
運命はたしかにあるとして。
個人の限界もたしかにあるとして。
それを環境や教育でどう支えていけるのか、サポートしていけるのか、ということに私はとても惹かれてしまいます。
追記
帰宅した夫に、白黒はっきりつけたい市川誠一郎さんの不器用だけど煌めいている生き方について感銘を受けた話をしたら…
「オセロでよくないか?」
と
柔軟宮強くて、世の中が求めるものにいかに応えるかが人生の目的になってる夫には、そりゃ分かんない世界ですよね…