センスとマナーは誰のため | 0歳からの早期教育@西洋占星術&九星気学/25年中学受験

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あらゆる早期教育、教育法を試して子どもにぴったりの接し方や、育て方を日々考えています。勉強中の西洋占星術&九星気学の視点からもより良い教育、子育てを考えてます。

おばさんが早速、着物をたくさん送ってきてくれました。

これは、75歳のおばさんが、19歳のころに着ていた着物とのこと。とても気に入っていたから、羽織りに仕立て直したら?と。

50年以上前とは思えない状態の良さと、今着ても古さを感じさせない柄。



こちらは道中着。



こちらは訪問着。



訪問着に合わせる帯。

40万くらいして月賦で支払ったとのこと、、不安




これからの子どもたちの卒業式入学式、大学生になる甥っ子たちの結婚式、そして夫の会社のパーティーなんかでも、たくさん着ようと思います。



さすが、上品でハイセンスなおばさんらしく、すごく素敵なものばかりで…



なんですが、センスの良い人って、往々にして人にもセンスを求めるものなのですよね不安

そして、時としてそれが過剰になったりする。



後から「あなたのうちには、100均の茶碗は似合わない!もっと家に見合う皿を買いなさい」とLINEが。



たしかに私は100均の皿ばかりだったけど、

夫も見栄っ張りでうるさいので、引っ越しのとき、私なりに吟味して、100均の皿は捨ててきたのです。


おばさんに出した茶碗は、美濃吉だったか何だったか分からないけど、とりあえず100均ではなく、センスない私なりに考えて買ったお茶碗だったんだけども…?



だから、何て返していいか分からずにそのままにしていると、

「次回あなたの家に行くときは、私は自分用の茶碗を持って行くので、気にしなくていい。私用にはナントカの茶器を持ってくから、あなたには、せめて季節のお菓子と、懐紙を用意してもらいたい」と来た。



季節のお菓子?

懐紙?


そんなん知らんがな爆笑



分からなすぎるので連絡したら、


👩🏻‍🦳「あなたはいかにも男子のお母さんって感じなのよ。子どもが男子だからよね、それは。しっかりお作法習えばね、饅頭ぽーんって人に投げるように出したりなんかしなくなるわよ」


おばさんが来たとき、近所の評判の饅頭を渡した、その渡し方のことを言っているようで。

投げるように出したつもりはないんだけども…?


👩🏻「いえ、おばさん。私は男子産んだからではなくて、元からこういう人間です。何も、変わってません」



👩🏻‍🦳「とにかくよ、茶道学べば、その所作が全部間違っていることがよく分かる。一生ものよ。やっときなさいよ、ムダにならないわ」



と、熱く語る。



センスがいい(と思われる)とか、

マナーがいい(と思われる)とか、私、これまでの人生、一度もそこを目指そうと思ったことがなかったんですよね。




でも、それがなぜなのか分かりました。



もともと興味がないのはもちろんですが、多分、センスやマナーを学んでしっかり身につけてしまえば、人に対する基準値も、どうしても上がってしまうからなんだろうなと。



もちろん上がらない人もいますが、やっぱり学べば学ぶほど、人の所作の粗に、気づくと思うんですよ。

そもそもそこに価値をおいていないというのもそうだし、そういうフィルターで人を見たくないというのがまずある。



饅頭ぽーん、よいじゃないですか?

お茶会じゃないんだから。

身内なんだから。




と、私は思うのですけどね。



でも、そうやって思っている限り、それ以上の成長もないのは確かなことでもある。



実に悩ましい。



とにかくこの着物をいただいてしまった以上、着付けと茶道からは逃れられないのだと悟りましたオエー