夏期講習、今日は理科でした。
理科は好きだったはずなのに、なかなか成績には繋がらずここまで来てしまいましたが、スパイラル学習の賜物か、だいぶ知識が定着してきたなと感じるこの頃。
「ぼくってさあ、知識系の記憶力って、そんな悪くないじゃん。だから星とか覚えなきゃいけないものはだいたい覚えられるの。でも、公式とか計算するのはやっぱり苦手。何でそうなるか分からないものをただ覚えようとしても、頭が拒否して覚えられない。考えちゃいけない、考えちゃいけないっていつも思ってるんだけど…」
「あるよねえ、そういうのって。長男は、理科の暗記はほんと苦手だったけど、計算は得意だったもんね。席番号とか車のナンバープレートとか、脈絡ない数字覚えるのも好きだった。でも次男は単なる数字を覚えるのも苦手でしょ」
「だめだね、まったく興味ないもんね。さすがに二桁×二桁はお母さんが見つけてきた語呂合わせで覚えられたけど、円周率のかけ算は無理だもん」
「語呂合わせも、お父さんと長男にさんざん笑われたけどね、そんなしないと覚えられないの?って。舐めんなだよね」
「行く行く19×19、でもさむい361とか、ぼくは語呂合わせけっこう覚えやすいと思うけどね」
「ぼく今でも覚えてるのは、くもん通っていたとき5+8みたいな一桁の計算を、足の指まで見て数えたからね。できるまですごく時間かかった。やっぱり数字って苦手なんだよね。サピの算数だって計算問題より文章題のほうが好きだもん」
と、いう話をしました。
まあ、ありますよ、脳の傾向って。
雑だけど処理スピードは早かった長男と、
処理スピードは遅いけど着実に積み上げる次男。
どっちがいいっていうか、どっちもそれなりには必要なんですけど
でも処理スピード早いと、わりと忘れるのも早いんです。
中学受験の理科なんて、長男だいぶ忘れていて全く聞けませんから。
だから、納得して理解したいっていうのは、遠回りに見えても間違っていない。
そうして正しく勉強をして、仮に受験に間に合わないとしたら、それはもう仕方ない。
とはいえ理科はこれからは伸びていくことはあっても、下がることはないだろうとも思うんです。
長男は理科はほんと6年になり応用になったらどんどん取れなくなって、最後までヒヤヒヤでしたが、長男と次男の勉強のやり方の違いを見れば、そりゃそうだろうよ、と答え合わせをする気分ですね
処理スピードが早いのは間違いなく受験にはメリットなんですが、そうじゃなきゃ受からないようなところは、そもそも次男には向いてないってことなんだろうと思うので、そういう意味ではきっと来年過去問をするようになれば、向いてる学校、そうでない学校がハッキリするのかもなと思います。