芸能人のマタニティフォトとか、出産報告とか、妊娠報告とか結構しんどい。


私も本当だったら今頃お腹おっきかったのに、臨月だったのに。

手術した後の心の虚無感や絶望は薄まったけど、ふとした時にどうして私は無事に継続出来なかったんだと思う。


芸能人の妊娠報告とか出産報告とかマタニティフォトの画像とかいるんかなぁ。

生まれた時に病気とか見つかっても同じような感覚で報告したり出来るんかなぁ。


私がこの前妊娠した時、本当に最初から最後まで安心し切れることなんかなくて、出血したりもあったし、先生がとても心配性だった為に、頭の影が気になるとかで週単位で診察に行っていた。

結果、頭の影は成長過程のもので何ら心配は無かったんだけど、結局頭の影やらは大丈夫って安心させてもらった後に心拍が止まっていたのを確認した。


先生も「え」って一瞬止まって無言になるし、私だってモニター見てるからさ

「先生、これ心臓止まってますよね…」

って聞くのがやっとで、

「え、いつ止まったんですかね」

ってその後また絞り出した言葉の後に


「昨日か今日です」だって


ここに至るまで、色んなワードを検索して

心拍止まってからもずっと検索して

手術前も終わってからもブログ読み漁ったり色々した。


結局、自分は自分で今の状況から目をそらす事なんて出来なかったんだけど。


私は自分の身にしんどい事が起きるとスグに吐き出したり出来なくて。

ブログに書く時は全て終わってることが多かったりとか、気持ちが落ち着いてきたり現実を受け止められてからとかが多いんだけど


妊娠中に経過が思わしくなくて大きな病院に転院したり、胎児の様子や経過、自分の気持ちなんかを赤裸々に綴っている夫婦のブログを偶然目にした。


とても素敵な奥さん(ブログを書いていたのは奥さん)で、それに登場する旦那さんもとても素敵だった。

落ち込んだり悩んだりはするんだけど、第1子だと言うのにとてもポジティブで、私が息子の疾患と向き合えるようになった歳月なんて本当に足元にも及ばないくらい。

私だったら妊娠中からポジティブに胎児の事思いやってあげられる余裕なんてかったと思う。

不安や恐怖が先走って、母性は二の次だったかもしれない。


子供は親を選んで生まれてくるとか言うけど、私はその言葉があまり好きではなくて。

受け止められなかった時期は、そんな言葉を聞いて選んでもらわんで良かったのに。とか、もし本当に選んで生まれてきたとしたら旦那を選んだんやろうなとか思っていた。


「神様に選ばれて生まれて来たんやからね」とか言う他人とかもいたけど


根拠の無いことは言わんで欲しいと本気で思っていた。(嫌な性格ですよね笑)


だけど、そんな私でもこの夫婦は本当に親を選んで生まれてきたんだろうなぁって思った。

この親やから生まれてきたかったんやろうなぁって。


私はこんな事でクヨクヨしてダメやん。

頑張って生きんと!って思ったんだけど


ふとした時に糸が切れるっていうか


ネガティブになってしまう。



流産して手術して生理が再開するまで、かなり時間が経った。

その間に色々考えて、息子がおってくれるし不妊治療もどこまで頑張ったらいいんかなぁ

とか、やる事やったら諦めようか

とか、色々考えていたのに

いざとなると、このまま妊娠できずに終わるんかなぁって怖くなる。



また同じこと繰り返したらどうしよう

そもそも、そこまでたどり着けないかも

保険の回数も限られてるし、凍結胚の数だって。

とか考えると怖くなる。

このまま保険の回数残して現実逃避しておきたいくらい。


何事も無かったら今頃お腹大きくして、名前は何にしようかとか色々考えてたのかな。


なるようにしかならんけど


考えないように考える努力


意外とこれ大事です