息子の障害、母の介護、死、整理
色んなことが重なり、私の心は悲鳴をあげた。
それと同時に私はシャッターを作った。
LINEのアカウントを消し、SNSをやめた。
高校の仲良かった友達のLINEアカウントだけは聞いて登録したが、自分から連絡する事は出来なかった。
自分の心のキャパシティを遥かに超えて私は鬱になった。
少しずつ気持ちが落ち着いてきたと思ったら、どん底になった。
母との死に少しずつ向き合えたり、無事に三回忌を終えたり、息子の障害を受け止めたり慣れたりした事で本当に少しずつだけど落ち着きを取り戻しつつあった。
そんな時、高校の同級生からの飲みの誘い。
友達も私の気持ちを考慮して、距離を保ってくれていたように思う。
私が自分のことにいっぱいいっぱいだった間、みんなは私のことを心配してくれていた。
今までの心ならきっと断っていたと思う。会わなくなって3~4年は経つだろうか。
私は行くことに決めた。
だけど、その日になるまで何度も気持ちの浮き沈みを繰り返し
ホントにこんな私が行ってもいいのだろうか?
迷惑なんじゃないかな。
私がいない方が楽しめるんじゃ…
でも今更断ったら…
安定剤を飲んでいこうかとも思ったが、大切な友達と会うのに薬は飲みたくなかった。
頭のなかグルングルンになって当日を迎え、ドキドキしながら居酒屋の部屋を開けた。
私が最後に到着だった。
扉を開けて みんなを顔を見た瞬間、堪えきれずに涙がボロボロと出た。
嬉しさと、安心感と、心配かけてゴメンの涙と
色んな感情が爆発した
そんな私の泣き顔を見てみんな笑っていた
もう!なんで泣きよーん!
久しぶり!!
わー!来てくれたー!!
こんなに暖かい存在をどうして私は何年も疎遠にしていたんだろう。
もっと頼って甘えることが出来てたら、何か変わっていたのかもしれない。
だけど、この久しぶりの再会へ踏み出した第一歩は本当に大きかった。
みんなありがとう。
私友達いたんだなぁ。