おはようございます 
「寿司通」として知られる（
）…
きよこちゃん
＆ きよパパさん
ご夫妻 
今回（昨年12月17日）は…
川崎市梶が谷の住宅街に佇む…
東急田園都市線梶ヶ谷駅から徒歩15分ほど 
お寿司屋さんにご案内を頂きました 
それが…
鮨 しもかわ
この日のメンバーは８名
（店の席数も８席
）
店内には…
仕込み中のご主人が
そして…
壁には興味深い額装が… 
読んでみると…
「寿し処
しあわせ味わう
もてなしの心
かんしゃかんげき
わらう門には福来たる」
そう
縦に詠むと店名「しもかわ」でした～ 
きよパパさんに席を決めて頂き…
テーブルセット撮影を行い…
先付が置かれ…
まずはビールで…
乾杯～
続いて、しもかわおススメの日本酒を尋ねると…
「ではこちらを
」と、出して下さった１本目が…
花邑 純米吟醸 雄町
（はなむら じゅんまいぎんじょう おまち）
【両関酒造 秋田県湯沢市前森】
豆知識 ①
両関酒造とは
秋田県東南端の湯沢市（人口４万人）には４軒の酒蔵があります。
日本酒は…① 酒米、② 仕込水、③ 杜氏・蔵人によって…
味わいが決まります。
「花邑 純米吟醸 雄町」については…
① 酒米：岡山県産の備前雄町
② 仕込水：栗駒山系から脈々と流れ出る皆瀬川の伏流水
③ 杜氏・蔵人：両関酒造では、創業以来杜氏は社内で育成しており、その伝統は今も受け継がれています
続いてのお料理は…
刺身三点盛り
他では食べられないほどの美味しさをご主人に伝えると…
仕入れた鮪を見せて下さいました
寿司への期待が膨らみます 
ということで…
いよいよ～、寿司～
と思いきや…
じゃじゃ～ん
なんと、これが…
白鯖河豚の唐揚げ 
（しろさばふぐ）
日本の沿岸で獲れた白鯖河豚には毒は含まれておらず、肝も食べられていた時代もあったそうですが、毒性を持つ近縁種の存在が発見されたため、現在では無毒な筋肉と皮、精巣のみが食用として認められているそうです。
（再びで恐縮ですが…）
他では食べられないほどの美味しさをご主人に伝えると…
捌いた白鯖河豚を見せて下さいました
寿司への期待は（河豚のように）膨らみます
ということで…
今度こそ…
寿司タイム～
１貫目は…
いきなり…
大とろ
２貫目は…
「食べ比べて」と…
中とろ
感動とコーフン冷めやらぬなか…
３貫目は…
ぐじ（甘鯛）
ぐじとは、福井県・京都府における“甘鯛”のことだそうです
食事はまだ始まったばかりですが…
既に、鮨 しもかわの“凄さ”を認識しました
しかし…
これはまだ…
第一楽章だったのです
２本目の、しもかわおススメの日本酒は…
鳳凰美田 WINE CELL
（ほうおうびでん ワイン・セル）
純米吟醸 無濾過本生
【小林酒造 栃木県小山市大字卒島】
豆知識 ②
小林酒造とは
栃木県南部の小山市（人口16万6千人で県庁所在地の宇都宮に次ぐ栃木県第２の都市）には４軒の酒蔵があります。
「鳳凰美田 WINE CELL 純米吟醸」については…
① 酒米：兵庫県西脇地区の山田錦
② 仕込水：日光表連山の伏流水
③ 杜氏・蔵人：小林酒造では、杜氏に加え、小林正樹蔵元（東京農大卒）と奥様の麻由美さん（酒類鑑定官）が酒造りに携わっています
豆知識 ③
（というか疑問点）
WINE CELLとは
酒銘に謳っている「WINE CELL」についてですが…
直訳すれば「ワイン細胞」
小林酒造のHPを見ると…
「フランスから取り寄せた『ワイン酵母』を使っている」そうですが…
それだったら…「WINE YEAST」ではないかと 
まぁ、それはともかく…
「ワイン酵母を使った日本酒」ということで…
素敵なグラスを用意して下さいました
４貫目は…
と思いきや…
第二楽章が始まりました
それが…こちら
蓋を開けると…
茶碗蒸し（鮭の白子入り）
これに続く４貫目は…
鮪漬け
５貫目は…
平 目
感動に胸が熱くなる中…
ご主人は次の準備をしておられます
いよいよ…
第三楽章です
それが…６貫目の…こちら
漬け鯖
感動し過ぎて…
お酒がなくなってしまいました 
ということで…
３本目の、しもかわおススメの日本酒は…
福田 純米吟醸 山田錦
（ふくだ じゅんまいぎんじょう やまだにしき）
（無濾過 生原酒）
【福田酒造 長崎県平戸市志々伎町】
豆知識 ④
福田酒造とは
長崎県北西部の平戸市（人口２万８千人）には２軒の酒蔵があります。
福田酒造は本土最西端の酒蔵で、九州のほとんどの酒蔵と同様に日本酒のほか焼酎（「じゃがたらお春」や「かぴたん」など）も造っています
「福田 純米吟醸 山田錦」については…
① 酒米：長崎県産の山田錦。
② 仕込水：平戸市にある志々伎山（しじきさん）と安満岳（やすまんだけ）の伏流水
③ 杜氏・蔵人：福田酒造の看板銘柄は「福鶴」でしたが…
14代目蔵元の福田 詮（あきら）氏の長男・竜也氏（東京農大卒）が帰蔵した後、次男・信治氏と共に「福田」をリリースしました
７貫目は…
赤 貝
８貫目は…
穴 子
ここでお茶が…
あっという間に…
第四楽章です
序奏はこちら
いくらご飯
９貫目は…
だるまイカ
（長崎産）
フィナーレに向けて…
しじみ汁
10貫目は…
玉 子 
そして…11貫目は…
感動の〆で…
トロたく手巻
恐れ入りました
窓辺のフクロウに見送られ…
ご主人に入って頂いて…
記念撮影し…
交響曲「鮨 しもかわ」は…
感動のフィナーレとなりました
今日の一句です。
季語は（訪問日が12月17日ということで）
「冬麗」（仲冬）です
ではでは 
ろっきぃがお送りしました