おはようございます
早いもので今日から12月
でも…
毎週木曜日に楽しみにしているTBS「プレバト」は、いつも通りです
今回(11月25日)の兼題は…
いつもは2回に分けてお送りしていますが…
今回は1回にまとめました(これからも、そうしよっと )
まずは平場の方々から
平場の方々の句のレベルは、今回も。。。
平場の方々の句は一覧表で
続いて
名人4段の千賀健永(Kis-My-Ft2)さんの昇格試験ですが…
こちらも一覧表で
さぁ、ここからは、名人10段と永世名人のお手本俳句です
昇格試験
村上健志 名人10段
銀杏の ひかり肴に 一口目
(ぎんなんの ひかりさかなに ひとくちめ)
村上さんの句で学んだことは:
叙述の重要性。「肴(さかな)に」は雜
ひらがな表記。今回は「銀杏」→「ぎんなん」
先生への言葉使い
(人間の素性・品性は、いざというときに出る)です。
評価のポイント:
査 定:
名人10段★1へ1つ後退
名人10段★2つ→名人10段★1つへ降格
理 由:
夏井先生講評:
今回、手を抜いてきたんじゃないかと思うくらい雑だった。
夏井先生添削:
「肴に」と言わなくても、下五を操作すれば「お酒を飲もうとしている」と分かるように書くことは可能。
上五は漢字でも良いが光を見せるなら「ぎんなんの」と平仮名の方が綺麗。
その一粒にずっと映像が寄ってくる。アップになり、光が映像化される。
ぎんなんの ひかり一粒 まず一献
(ぎんなんの ひかりひとつぶ まずいっこん)
さぁ、最後は梅沢永世名人の句です
永世名人のお手本
梅沢富美男 永世名人
ますかけの 手にある我の 木の葉髪
(ますかけの てにあるわれの このはがみ)
梅沢さんの句で学んだことは:
読者への配慮 です。
句 意:
(「ますかけ線」=強運の手相といわれる珍しい線)
天下は獲ってませんけど…この歳になるまで芸能界にいられたのもこの“ますかけ線”のおかげかなと思っている。
これを俳句にさせていただいた。
査 定:
永世名人39句で掲載ボツ
理 由:
夏井先生講評:
「ますかけ」が“ますかけ線”とすぐ分かる人と、「ますかけって何だろう」と思う人と世の中には分かれるのではないかと思う。
そういう人が「調べてみよう」と思わせる小さな配慮が永世名人ともなればしていただけるのではないか。
夏井先生添削:
その通りです。それ書いとくだけで、読み手は“手相”の一種かと思うだけのこと。
そこの“手相”を入れることによって、“にある”が本当にいるのかどうか?とくっついてくる。
強調し、「俺にはこの手相があるぞ」と。ここでカットが一回切れ、「我に」。
「俺は天下を獲る偉い奴だ」とギャーギャー言ってるわけですから、前半で(笑)。
こうすると、おっちゃん自身が多少奥ゆかしい人にも見えるため、こうした方が良い。
ますかけの 手相ぞ我に 木の葉髪
(ますかけの てそうぞわれに このはがみ)
せぇ~の、ドン
さて、次回のプレバト俳句(12月2日)の兼題は…
平場は、黒崎レイナさん(モデル、タレント)、小手伸也さん(俳優)、嶋佐和也さん(ニューヨーク)、堀未央奈さん(元乃木坂46)の4名。特待生は、5級の向井彗さん(パンサー)。
さらには…
永世名人お二人の戦いです
この模様は、また来週
今日の一句です。
季語は「黄葉」で晩秋。
“もみじ”の「紅葉」に対して、“いちょう”は「黄葉」とも言います。
ではでは
ろっきぃがお送りしました