おはようございます
前回は、10月21日放送のTBS「プレバト」俳句で登場した…
特待生3名のうち、河合郁人特待生5級と立川志らく名人4段の句をご紹介しました。
今回は…
東国原英夫永世名人の句
をご紹介します。
兼題は、プレバトの…
この兼題について、番組冒頭で交わされたMCの浜ちゃんと東国原さんの会話がこちら
このお題は…ここ来るかっていう。。。
「落としにきてるなって話ですよ。」と絶句
今回の兼題は永世名人にとっても相当な難問だったようですね
そして…
永世名人の俳句で学んだことは次の1点:
「言葉の純度」を高めること
永世名人のお手本
東国原英夫 永世名人
怖るるな 最下位怖るるな 夜長
(おそるるな さいかいおそるるな よなが)
弁当の店頭販売から居酒屋さんの定食に発想を飛ばした一句。
最下位が浮かぶんですよ。
恐怖心というか、余計に委縮してくる。
助詞をどうするか、迷路になる。
そんで、また夜が長いんですよ。
そんな…もう、分からないと思うよ。あなたたちには
この気持ちは(笑)。
掲載ボツ
夏井先生講評:
この「最下位」という言葉が、東さんにとって重要なキーワードだというのは…
良く分かる。。。
ただ、一句として見た時に「最下位」という言葉が詩の純度を落としていると思う。
「最下位」が何の分野の最下位なのか。
そこを少し明確にすべき。
「最下位」ではなく、「俳句」と書くとまた狭まるため「詩」とする。
「詩」を怖れることはありません。
「長き夜を」と持ってくる。
怖れないで詩にぶつかっていきましょう。
そして、この長き夜を一緒に格闘していきましょう。
こういう句になる。
怖るるな 詩を怖るるな 長き夜を
(おそるるな しをおそるるな ながきよを)
そして…
とうとう…
シュレッダータイムです
浜ちゃん: 東さん、あの~もうホント、(シュレッダー)初めてですね。
これはもう永世名人はこれ世に残せないので、これはもうボツにさせて頂きます。
(シュレッダー作動)。
呆然とする東国原名人と、嬉しそうな浜ちゃん・志らくさん
切ないですねぇ。
以上、10月14日のプレバト俳句後編でした
さて、明日(10月28日)のプレバト俳句の句題は…
この模様は、近日中(来週かな)にお伝えしますね
今日の一句です。
季題「ランキング席」でありながら、プレバト俳句から離れて。。。
「食」3つを「音の韻」ではなく「文字の韻」で詠い、
“食欲”を表現してみました
ではでは
ろっきぃがお送りしました