トワノアです。
ちょっと前になりますが、長野県にある尖石縄文考古館を訪ねました。
ずーっと昔、15年くらい?前にも一度訪れているのですが、その時はもっとこじんまりしてて、。
何を見たのかあまり覚えてないくらいでした(汗。
しかしながら、数年前に新しくなったらしく、とても立派になっていました。展示物も増えてて、びっくり。。
ここ数年古事記を勉強していますが、学ぶほどに、これは1000余年前にぽっとできたものではなく、もっともっと前から語られてきたものが書き留められたものなのではないのか。
そんな風に感じます。
それよりずーっと以前の時代といえば、縄文時代。
直接的な繋がりの証拠などは、まだまだないのでしょうが、何となく、歴史は繋がっているように感じるのです。
そんな流れもあって、私の中では縄文時代のあれこれへの興味関心が高まっているのです。
現在見つかっている最古の土器土偶は一万年以上も昔というのですから、もしそこからずーっと繋がりがあるのだとしたら、すごいことですよね。
今、全国的に縄文ブーム?が来ているのか、尖石縄文考古館はすごい賑わいでした。
夏休みってのも関係したのかもしれませんが。
ところで、こちらのお二方が尖石にいらっしゃるってこと、皆さんご存知でしたか?
これ、本物(一部修復済)展示なんですよ。
レプリカではないんです!
そして写真も撮り放題。
どちらも4000-5000年前に作られたもの。
そんなものを直にこの目で見られるなんて、感動です。
しかも、とても美的。。
縄文時代は色んな意味で豊かな時代だったんだなぁってことが、伝わってきます。
細部にこだわっていて、大変芸術的なんです。
他にも大小たくさんの土器が展示されていました。
どれがいつ頃の土器だったのか、、忘れてしまいましたが苦笑、いずれにしても5000-3000年前に作られたもの。2000年も幅があることにまたびっくりです。それだけ長く栄えた集落だったなんて、ほんと。すごいな、縄文時代。
三内丸山遺跡(青森)にも、この尖石あたりで採れる黒曜石が出土しているそうで。
狭い地域だけでなく、ほぼ全国的に交流があったことがわかりつつあるそうです。
今や、縄文時代を原始時代と見るのは時代遅れ。
文明的で豊かな時代だったんじゃないかと言われています。もっともっと色んなことがわかってくると面白くなるなぁ。楽しみです。