8月は羽生くんからたくさんの言葉を贈られた月になりました。

 

「フィギュアスケートLife Extra 羽生結弦 PROFESSIONAL Season2」では、美麗な写真の数々もさることながら、今まであまり語る事がなかった振付を創りあげていく過程について様々な角度から語ってくれたり(カートとヤグディンの名前って今まで殆どが出たことがなかったと思うので貴重なインタビューでしたね音譜)。RE_PRAYに関する内容が舞台裏を含めて前向きな話が多くてホッとしたり(ジュエルズの総括は終わった直後のせいか反省というか後悔というか自らに厳しい話だった印象が強かったので)。

「家庭画報」の塩沼亮潤住職との対談では、軽妙な語り口ながらに「生きることとの向き合い方」の対話をされたり……こういう話題は通常のフィギュア関係のインタビューでは中々掘り下げられないし、他のジャンルの方との対談でもそうそう出てこないテーマなので貴重なお話でした(それにしても羽生くんの人脈って実はかなり広いんだなって。きっかけは第三者から与えられたものだとしても、その後関係が続くのは本人の器量と努力だからね)

 

で、最後に突然降ってわいた「羽生結弦メンシプらじお(紙コさんの命名センス素晴らしい!)」ですよキラキラいやぁ皆慌てて仕事や家事を片付けたと思うけど、私も普段は夫の分(帰りが遅くて他の家族と3時間以上食事がずれる)は帰宅してからメインのおかずの火を通すんだけど、この日ばかりは先に鯖を焼いておいたよ(笑)

羽生くんのファンに向けての語りをメディアを通さずリアルタイムで聞くことが出来る……2年前どころか1年前や1ヵ月前ですら想像出来なかったですよね音譜(会員限定コンテンツ故にこの場で詳細に微に入り細に入り萌え処を語る訳にはいかないのが残念だわ~あせる)

メンシプに演技以外の動画が最初に上げられたのがプロローグ横浜公演後のご挨拶動画でした(この時はまだ手に持っての自撮りではなかったw)。

その後時々お知らせだったりお礼だったりが文字のメッセージが届けられるようになり(武部さんへのひっそりとしたメッセージもあったね音譜)、そして「中身はSOIの振り返りなんだけど写真は全く別の『ファンがとっても知りたかった情報』をお知らせしてくれた初めてのラジオ動画がきて(あのツーショットに多くのファンがホッとしたよねぇ)静止画(時々一部分動画)に音声というスタイルが確立。

今年の春辺りからは公演後のご挨拶に加えてファンがざわざわしている気配を察したらそのお返事をくれたり(FaOI前の投稿とか明らかに公式の動画みてざわついているファンの反応見てたからこそだよね…メンシプの♡に関するコメントもだけど)。

そして「メンシプらじお」、初めてリアルタイムで(しかも双方向で!)ファンに向けて言葉が発せられたというね……プロ転向記念日とか公式チャンネル開設記念日とかシェアプラ記念日とか皆でお祝いしているけど、8/30も記念日にしたいくらい大切で忘れられない日になりました。

 

羽生くん、プロ転向してからずっとファンとの距離感というか繋がり方というか、競技者ではなくなったことによる関係性の変化について色々想いを巡らせていたように思います。

私自身はアマだろうがプロだろうが全く気にせず変わりなく応援し続ける気満々だったし、そもそも勝手に彼の演技と人柄に惚れ込んで応援しているだけで羽生くんに何かをしてほしいとか求めていなかったので(そりゃ試合で望む結果を残せるよう祈ってたし彼が結果を残せれば嬉しかったけれど、あくまでそれは羽生くんが結果を求めているからこそだし、結果が取れなかったからといってがっかりとか期待に応えてくれていないなんて発想が欠片もなかったので)、正直最初は彼が何をそんなに戸惑って悩んでいたのかピンとこなかったんですよねあせる

それから色々あって(本当に本当に色んなことがあって)、羽生くんがやっと「応援してください」と言葉にするようになって、そして「力を借りていいかな」「頼っていいかな」と思えるようになって、更にそれを言葉として出せるようになって。そうして徐々に言葉(気持ち)の距離感が変わってきた、語弊がある言い方かもしれませんが「少し踏み込んで胸の内を明かしてくれる」ようになったのがこの半年あまりなんじゃないかと、そう感じています。

 

その「胸の内を明かす」為に羽生くんが今一番大事に思っているのが、Twitter(not X)やInstagramではなくてメンバーシップという場所なんでしょうね。

TwitterとInstagramは主に公式情報を発信するツールでスタッフさんも使用するし(そのスタッフが実在するかは皆ちょっと疑問視しているけどw)、その発信はファン以外の方にも広く目に留まるけれど、公式YouTubeチャンネルのメンバーシップは完全に彼個人の発信の場なんですよね。つまり第三者を介在させずにファンの皆と「直接」繋がれる場所。

そもそも競技時代はそういう繋がり方自体を全く想定していなかったのかなと思います。ファンミとかインスタライブとかファンサイトでの配信で直接ファンと繋がってる若い選手も何人かいるけれど、羽生くんの場合は競技に集中する為に極身近な人達としか繋がらない事にしていたんだろうなと(他の選手の在り方を批判する意図はありません、まぁ某アメリカ選手のやらかし見るにつけ未成年の発信はもっと慎重になった方がいいとは思うけど)

メンシプでのメッセージの発信、実はちょっとびっくりしたんですよ。ご本人が最初にあのチャンネルは「あくまでもスケートを見せる為のもの」と話していたので、演技動画以外のものを発信してくれるとは思ってなかったので。

で、これまでを振り返ってみると、公式YouTubeチャンネルでのメッセージって動画も文章もほぼほぼメンシプ限定なんですよね。一般公開されてるのは動画アップの予告と武部さんへのひっそりとした伝言(あれって読んだファンからエアリプでも何でもいいから武部さんに届いてほしいっていうやつだよねw)しかない。

この間のメンシプらじおで「未完成の振付の公開」について話していましたが(有料コンテンツなので詳細は割愛)、何かね、あれとか翻訳の件(有料コンテンツなので以下略)とか、今までを考えるとまずあり得ない話だと思うんですよ。羽生くんが考え続けていたファンとの関係性や応援の在り方の変化の現れというか、彼がプロ転向から2年余りを経てそれらを肯定的に前向きに受け止めて一歩先へと進み始めた象徴みたいな気がして。それが実現しているこの新しい交流の場が、彼にとって様々な意味でとても大事な場所になっているんだなと。

勿論彼だけでなく私達ファンにとっても更に大切な場所になりましたよね。

私はインタビュー記事大好き人間なので(写真集やカレンダーは我慢出来てもインタビュー掲載されてるものは全部買ってしまう汗)優れた理解あるインタビュアーさんが引き出す羽生くんの言葉を読むのが幸せなのですが、彼が誰に問われるともなく自ら語ってくれる言葉達はそれ以上の喜びと幸せをくれるんだなぁと今回実感しましたね。

 

そんなお互いにとって大事な場所、大事に大事に守っていきませんか?

 

今回の配信の冒頭で羽生くんがメンシプの更新頻度の低さに触れつつ冗談めかしながら「嫌いにならないでくださいw」と話していましたが(ネタバレ的に許容範囲ギリギリかなあせる)、多分ね、見ちゃってると思うんですよね、更新が途絶えてしまっていた(RE_PRAYの制作で多忙だったと思われる)去年夏~秋頃に散見された「お金払ってるんだから何か更新してよ」的なご意見を(あの頃はあの出来事があったからかネチネチお金のこと持ち出す人をちらほら見かけましたね…)。

今更いうまでもありませんが、羽生くんにとって公式YouTubeチャンネルはプロアスリートとして「新しくフィギュアスケートを見せられる場所を増やしていく為のツール」であって、YouTubeチャンネルの為にプロ活動している訳じゃないんですよ。メンバーシップは更にその中の一部であって、メンバー限定の投稿は更に更にその一部でしかない。金銭的負担が気になるならショーのない時期は退会して後日再加入した時に投稿を遡ればいい、とてもシンプルな話だよね。彼の見せてくれる演技(動画)が完成するまでに費やされる膨大な時間と労力とを考えたら、月1000円程度の出資で何を厚かましいこと言ってんだと(暴言)

勿論これはあくまでも私個人の考えなので、当然違う意見の方も大勢いらっしゃるとは思います。

でも私はこの「HANYU YUZURU」という公式YouTubeチャンネルが、ひいてはメンバーシップという場が、羽生くんにとって大きな負担にならずに長く続く「彼とファンの交流の場」になっていってほしいので。なので彼に「やばいあせる何か更新しなきゃあせる」とか「更新出来なくてごめんなさい」とか思ってほしくないんですよね(モンペといわれようがね)。彼が一番にリソースを割かなければならないのはそこではないのだから。

「期待する」と「要求する」って似ているようで違う、そこをはき違えないでいきたいなと思っています。

 

それにね、やっぱりダイレクトに言葉を発するのは緊張するんだと思うんですよ。

それこそ記者会見は数えきれないくらい経験していて(その当意即妙な受け答えを絶賛されてもいて)人前で話す事には慣れている筈の羽生くんですが、その反面いつものラジオ動画ですら「皆に伝えたい事を全部伝えられるように」原稿を用意して話すタイプでもあり、撮り直しが効かない状態で配信するというのはかなりのプレッシャーなんだろうなと。聞いていたらしい某宮川くんが「緊張してたよね」って何度も言ってましたが、私達からするとごく自然に感じた語りも素の彼のしゃべりを知っている人には緊張感が伝わるんでしょうね……ていうかメンシプ入ってるのを隠さないんだな宮川くんw

先日の配信、時間から考えてリンクへ練習に出かける前くらいのタイミングじゃないですか。何かね、メンシプらじおの時間を楽しんで明るい気持ちで練習にいってくれたら嬉しいなって思うんですよね。羽生くんにとってそういう時間になってくれたらいいなと。

メンシプらじおだけでなくラジオ動画も演技動画も、メンバーシップ(公式チャンネル)という場が羽生くんが創作過程や私達の反応を楽しむことが出来る場となるように、その場を構成する一部である私達も考えて参加していきたいですね。

論外なのは無断転載。羽生くんから「無断転載は駄目だけどネタバレはOK」というガイドライン的な発言は既に出ています。そしてラジオ動画やメンシプらじおの全文書き起こしの拡散は動画の無断転載と同じことだと思います(言葉自体がコンテンツになっているので)。

羽生くんが「メンバーシップに加入しているファン」というあくまでも限定された範囲に向けてだからこそ発している言葉を勝手に世界中に拡散してしまうファンがいると、羽生くんも話す内容を限定せざるを得なくなってしまいせっかくのメンシプがどんどん窮屈なものになっていってしまいます。

一般的な感想はSNSに、内容に深く触れる場合はメンシプのコメント欄に、それぞれ内容によって使い分けながら、たくさんの贈り物をくれる羽生くんに感想や反応を返していけるといいなぁ音譜

 

 

 

うーん……2回続けて妙に説教くさい記事になってしまった……考えたこと感じたことを文章にまとめるって何年ブログやってても難しいですねあせる←進歩がない汗

 

 

今週末はいよいよ「能登半島復興支援チャリティー演技会」キラキラ

リハーサルもあるし土曜日にはスケート教室も開催されるから、羽生くん始め皆さんもう現地に入られたかな?

配信チケットも購入したしテレビで見る為のセッティングもOK、後は15日の配信を待つだけです。何を演じてくれるのか、どんな企画があるのか、今から楽しみですね音譜

(感想は流石に今月中に上げられると思います……多分……)