こんばんわ、サノちゃんです。
長らくご無沙汰しておりました。
本日、N様邸のお引渡しでした。
サノちゃんが入社してから、S戸さんに教えてもらいながらも
一人で見た初めての現場です。
6ヶ月間、長いようで、あっという間でした!
なんだかまだ信じられなくて、お引渡しは毎回涙だったのに、
今回は泣くこともできませんでした。笑
まだまだ暑かった9月、何もないところから、草むしりからのスタートでした。
S戸さんも、O塚さんも一緒に手伝ってくれ、
一生懸命地縄をはりました。
サノに任せるのが不安なのか(そうですよね笑)、
ちらちら確認しながらも任せてくれたS戸さん。
ちゃんとできたときは、しっかりとほめてくれて、
分からないときはちゃんと分かるまで教えてくれました。
確かこの時期に、何をすればいいのか自分でも分からなくなってしまって、
Y本さんとS戸さんに励ましのお言葉をいただき、
泣いてしまったことがありました。
何をするにもちょっと自信なさげで、
「監督です」と胸をはって言えなかったサノちゃん。
「N様邸を管理するのは、サノしかいないんだから、ちゃんとしなさい」
とS戸さんに言われて。
その言葉にはっとして、いくら大工さんがすごくても、
それをサポートして、進めていくのは自分なんだ、と
現場監督の責任の重さ、重要さを再確認しました。
無事、上棟したと思ったら、あれよあれよと進んでいく現場。
上棟後、設計のM尾さんには、納まりで分からないところを
何度も聞きにいって、絵を描いてもらったり、
図面を修正してもらったりしました。
いつもしつこく聞いていてすみません、ありがとうございました。
現場に行くと、木の香りに包まれて、皆さんの愛情を一身に受けて、
おうちがすくすくと育っていくような、そんな感覚でした。
前に、新卒採用の一次面接で、「仕事で心がけていることは何ですか?」
という質問をされました。
サノちゃんは、「常に笑顔でいることです。」と答えました。
笑顔でいれば、周りも笑顔になってくれるし、
特に現場では、木もその笑顔や笑い声も聞いていて、
それも成長の糧にしておうちができていくんじゃないかって、
本当に子供を育てているみたいに、現場を見ていた気がします。
ただ、段取りが悪すぎて、現場に材料が入ってこず、
大工さんが作業が進められないこともありました。
大工さんがいないのを知りながら、しょぼんと現場に行くと、
いつもハッとするくらい綺麗に掃除がしてありました。
S戸さんに聞くと、「それがH谷田大工さんの愛情の印しだよ」と
教えてくれました。
大工さんも、現場を大切に想ってくれていて、
「いいおうちを造っていこうね」という印しなんだと思うと、
頑張らなきゃ!と元気をもらっていました。
2月に入ってからは、それこそ毎日めまぐるしく現場が変化していき、
あっという間の仕上げ作業に突入でした。
大雪の日は、なんだか心配で雪が解け始めた午後4時頃、
現場に行ってみると、そこにはH谷田大工の姿が。
「寒くて何もできないんだけどよ、なんだか心配で来ちまった」と。
みんな、同じ想いでおうちを造っているんだなと思いました。
2月後半はサノちゃんは現場に閉じこもり、笑
気になるところのお掃除をしているのがとっても楽しくて、
一箇所一箇所に思いを込めながら、
もうすぐ終わりなのかあ、、と物思いにふけっていました。笑
毎日現場に行っていて、S戸さんに
「今日は行かなくてもいいでしょ~」と止められたこともありました。笑
そして迎えた、お引渡しの今日。
号泣しちゃう!と思ったのですが、
何だか終わってしまうのが信じられなくて、
泣くに泣けない心境でした。
でもこうしてブログを書いていると、事務所に一人ということもあるのか、
一人で涙を流しております。笑
サノを成長させてくれたN様、H谷田大工、S戸さん、
大勢の業者さんと、社内の人たち、
長電話に付き合ってくれたお母さん、笑
本当に、ありがとうございました!
そしてN様、完成おめでとうございます。
みんなの思いが詰まったおうちです。
N様の手で、もっともっと素敵なおうちにしてください
今日はたくさん寝ます!
それでは(^O^)/
*グリーンライフ事業部 サノ*