ガーシーの求刑4年。 | 刑務所体験記&更生道

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刑務所を出所して半年、刑務所内の現実、出所後の苦難と更生の道を辿るドキュメントブログです。

 

 

 

 

 

気がつけば今年もあっという間に2月。

 

正月から地震に津波と被災された方々には言葉もない。

 

かと思えば、国会議員が億単位の裏金云々、民間会社、民間人なら一発アウトだが。。

 

先日、世間を賑わせたガーシー被告に検察からの求刑4年が言い渡された。

 

正直、かなり重いと感じた。

 

もちろん被害者がいる事件なので、被害者感情をおもえば仕方のないことだが。

 

ただ、罪名から判断するに、求刑自体はかなり重い。

 

海外逃亡に国家権力を挑発したことが仇となっている。

 

日本の法律では、懲役3年を超える場合、執行猶予はつかない。

 

検察の求刑が初犯で3年以内であれば、執行猶予でも構いませんといった暗黙の了解がある。

 

もちろん全てではないが。

 

求刑が5年を超えると実刑にしてください裁判官と言っているようなもの。

 

今回は4年。

 

求刑4年のケースは、裁判官の胸先三寸。

 

検察は実刑をと考えているだろうが、ガーシー被告のケースはレアで、検察も求刑を迷ったのではないかと思う。

 

単なる脅迫であれば、3年以内が妥当だが、常習脅迫で起訴したところに検察の本気度を感じる。

 

ここ最近、SNS関連の事件は後を絶たない。

 

誹謗中傷も。

 

コメント一つで人を自殺にも追い込む。

 

言った、書いた本人にその気はなくとも。

 

そういったことも踏まえ、検察も本気だろう。

 

見せしめといった言葉は好きではないが、そういった判断にもなる可能性は十分ある。

 

誹謗中傷された俳優等の被害者感情もかなり悪い。

 

示談もうまくいっていないと聞いている。

 

実刑3年、又は懲役3年執行猶予5年のどちらかだろう。

 

せめて示談が成立していれば執行猶予の可能性もあるが、個人的には今のままでは実刑の確立が高いと感じる。

 

ガーシー本人はもちろん刑務所などごめんだろう。

 

仮に実刑判決が出たとしても控訴するだろう。

 

私自身、控訴は勧めない。

 

示談できる可能性があるのであれば、控訴もいいが、そうでなければ実刑をすんなり受け入れ、刑務所で罪を償い社会に戻った方が無駄な時間を過ごさずに済む。

 

判決については、誰がどう言おうと裁判官次第、検察官でも分からない。

 

判決が出るまでの時間は、思い出すだけでもきつい。

 

ガーシー被告の心中もそうだろう。

 

ただ罪は罪、しっかり受け入れ反省し、今後の人生を生きればいい。

 

今の社会は、一度でも犯罪を犯せば二度と戻れないような風潮にある。

 

松本人志さんのようにまだ犯罪と立証されずとも週刊誌によって抹殺されそうになる。

 

きっと皆、真実など気にもしないのだろう。

 

野次馬的根性で見ているのだろう。

 

周りがガヤガヤ言っているが、少なくとも松本人志さんは現在も逮捕、取り調べを受けているわけでもない。

 

なんかね。。。

 

良いニュースはないかね?って思う。

 

人を応援したくなるような。

 

心が穏やかになるような。

 

少しだけ幸せを感じられるような。

 

そんなニュースもあっていいかと思う。

 

どこかには、そんなニュースもあるのだろうが、私はそれを探せずにいる。

 

話しが逸れたが、今は少し歪な感じがしてならない。

 

社会全体が負のオーラで覆われているような気が。。。

 

SNSって怖いなって思う50手前のオッサンです。

 

では皆さん、素敵な3連休を☆

 

元受刑者のオッサンは今日も馬車馬のように働きます!!!笑。